■性能とエクステリアは納得の完成度。インテリアには物足りなさも

 こうして走らせる楽しみを高次元に引き上げたNSX。オハイオの専用工場で作られたとしても日本の魂がこもったスーパーカーであり、値段も2370万円からと、それなりにスーパー。しかし、動的性能、パッケージング、制御、エクステリアデザインは納得のいくものだろう。

 一方でインテリアの素材に高級感、特別感があまり感じられないことは残念な点。さらに、現在では多くの車種にラインアップされ、標準装備化も進んでいる運転支援システムが搭載されていないことも、価格なりの価値という意味では物足りなさを感じた。

 たとえスポーツカーであっても、安全にも関わるこうした機能は実装して欲しいところ。一般乗用車よりも低い位置に設置されるセンサーやカメラの開発が追いつかなかったことが理由のようなので、仕様変更などでいずれ対応されることを期待したい。

 2016年シーズンのスーパーGTでは2位が最上位と、優勝には一歩届かなかったNSX。来季はその車名から『CONCEPT』の文字が消され、日本でNSXを購入した幸運な100人分の夢も乗せて戦うことになる。この市販の年に、巻き返しを期待しよう。

インテリアの素材には高級感、特別感をあまり感じられないのがネックか。
インテリアの素材には高級感、特別感をあまり感じられないのがネックか。

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