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クルマ ニュース

投稿日: 2022.02.15 13:35
更新日: 2022.02.15 13:36

欧州商用車市場7割のシェアを誇る“キャンパー”ベース、『フィアット・デュカト』が国内正式導入

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クルマ | 欧州商用車市場7割のシェアを誇る“キャンパー”ベース、『フィアット・デュカト』が国内正式導入

 こうしたディメンションの差別化により、L2H2およびL3H2の室内高は1932mm、L3H3の室内高は2172mmとなり、ともにレジャー用レイアウト、商用利用のための効率的ウォークスルー・レイアウトの両方に対応。広い開口部を備えたスライディング・サイドドアと横開きのリヤドアにより、荷物の積み下ろしを容易に行うことも可能となっている。

 また、革巻ステアリングホイールやフルデジタル・コクピット、キーレスエントリー&ゴー機能に電動パーキングブレーキを採用したキャビンは、スマートフォンをワイヤレス充電可能な充電コンパートメントや、2箇所のUSB-A、USB-Cポートに加え、電源コンセントも設置。デザインが見直されたダッシュボードとステアリングホイール、新しいシフトレバーなど現代的な仕立てとなっている。

 その運転席および助手席にはキャプテンシートが採用され、一体型ヘッドレスト、幅が広くなったバックレスト、ダブル・アームレストに加え、高い安定性と信頼性を備えたピボットプレート上に設置されることで、180度回転することが可能に。

 キャンピングおよび商用の両方を念頭に設計されたこのシートにより、車両後方へのアクセスが容易になるほか、完全に後方を向いた状態からは前後にスライドさせることができるため、キャンピングカーとしての使用時にはテーブルとの距離を調整することも可能となっている。

 パワートレインには最高出力180PS、最大トルク450Nmを発生する“MULTIJET3”ディーゼルエンジンを搭載し、スムーズな作動を特徴とする9速オートマチック・トラスミッションを組み合わせる。また、自動調整式電動アシストシステムにより車両のハンドリングがさらに向上し、低速での取り回しや駐車がさらに容易となった。

 また、スピード・リミッターや予期せぬ障害物に遭遇した場合のブレーキ制御(フォワードコリジョンウォーニングおよび歩行者検知付き衝突被害軽減ブレーキ)、クルーズコントロール、レーンデパーチャーウォーニングなどに加え、従来型のミラーを廃止してデジタル処理したリヤビュー画像を表示するデジタル・ルームミラーも装備するなど、商用車カテゴリーでありながら乗用車セグメントに準じるパッシブ・アクティブセーフティ機能を搭載している。

 10.1インチ・タッチスクリーンを備えた新しいUconnectインターフェイス、ナビゲーションシステム、Apple CarPlay/Android Autoなども用意され、ボディカラーは標準ソリッドカラーに加え、2色の特注ソリッド、3色のメタリックカラーから選択可能で、価格は469万円(税込)からとなっている。

公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/professional/ducato/

最高出力180PS、最大トルク450Nmを発生する”MULTIJET3″ディーゼルにトルコン9速ATの組み合わせ。日本仕様は全車右ハンドル仕様となる


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