同時に、この『C43』に採用されるBSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)は第2世代となり、48V電気システムの中ではマイルドハイブリッドとしても機能。短時間ながら出力を10kW(16PS)高めるブースト機能のほか、セーリングモードや回生ブレーキにより効率を最大限に高める。セーリングモードの切り替えやECOスタートストップ機能も48V電源が担い、その移行や切り替えはほぼ体感できないほどのシームレスさで行われる。

 そのアウトプットを担うトランスミッションには、従来まで『63シリーズ』のみに搭載されてきた9速のAMGスピードシフトMCTを採用。トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを搭載し、ダイレクト感ある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現している。

 そのほか前後トルク配分31:69と、AMG独自の後輪重視型となるパフォーマンス志向フルタイム4輪駆動システム“AMG 4MATIC”や、約100km/h以下で最大2.5度の逆位相を可能とするリヤ・アクスルステアリング、そしてフロントに専用開発のステアリングナックルとジョイントを採用した“AMG RIDE CONTROLサスペンション”なども標準装備に。

 サウンド面では、排気管内に可変エグゾーストフラップを備えたAMGエグゾーストシステムに加え、システムに備わるセンサーによって実際の排気音を拾い、それに応じたサウンドを車内のスピーカーから再生するAMGリアルパフォーマンスサウンドも標準装備。さらにこの現行『Cクラス』で唯一のBurmester(ブルメスター)3Dサラウンドサウンドシステムも搭載するなど、全方位の高性能を実現している。

 セダン、ステーションワゴンともに左右の両ハンドル仕様が用意され、価格は前者が1116万円、後者が1146万円(ともに税込)となっている。

走行中に手を放すことなく各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを備えた”AMGパフォーマンスステアリング”を標準装備
ダッシュボードと縦型の11.9インチ・メディアディスプレイを6度ドライバー側に傾けた、新デザインが採用されている

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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