この争いはファイナルラップまで続くが、ヘアピンからリボルバー〜パイパーと大津の背後にピタリとつけた坪井は、ダブルヘアピンで大津に勝負をしかける。しかし、その攻防でスペースがなくなってしまった坪井はダートにタイヤを落としコースオフを強いられてしまった。

 これでパロウがトップでチェッカーを受け、高星、大津という表彰台の顔ぶれになったが、その後大津にはペナルティが課されてしまい、結果に40秒加算。大津の初表彰台は幻となってしまい、宮田が3位となった。昨年までGP3で戦っていたパロウにとっては、全日本F3参戦2戦目で嬉しい勝利を飾っている。

 F3-Nは、前日の第1戦でスタートで出遅れた霜野誠友(CMS AVANTECH F306)がこの日はスタートを決め、逃げ切り優勝。F3-Nデビュー2戦目での勝利となった。2位はアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)と植田正幸(Rn 山下製作所 F308)が競り合っていたが、17周目に2台がヒット。植田はストップを喫し、ヤンが2位、ピットスタートから追い上げた長谷川綾哉(Alb新潟第一ホテルSuger)が3位となった。しかし、レース後ヤンにはタイムペナルティが課され、4位に降格。久保田克昭(Planex スマカメ・F308)が3位となっている。

F3-Nを制した霜野誠友(CMS AVANTECH F306)
F3-Nを制した霜野誠友(CMS AVANTECH F306)

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