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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.24 15:10
更新日: 2017.04.24 15:13

2017オートバックス全日本カート選手権第1戦/第2戦レポート

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国内レース他 | 2017オートバックス全日本カート選手権第1戦/第2戦レポート

ルーキー佐藤蓮が驚速の優勝!

 土曜日に行われたQPでは、1グループ目に登場した昨年のFS125クラスチャンピオンの佐藤蓮(DragoCorse・IAME・DL)があと一歩で36秒台に突入となる37秒045をマークし、全体のトップタイムをマーク。

 これは、従来のカート最速レコードをコンマ8秒縮めるタイムだ。2位には朝日ターボ(EXPRIT・TM・DL)、3位に太田格之進(CRG・IAME・DL)と昨年からの継続参戦組が続き、4位にルーキーの環優光(EXPRIT・VORTEX・DL)と上位4位までをダンロップ勢が独占。5位に三村壮太郎(CrocPromotion・TM・YH)がつける。

 土曜日夕方に行われた第1戦予選ヒートは、ローリング中にPP佐藤がエンジントラブルのためスローダウン。

 その影響で、8番手スタートの小川颯太(SWF・IAME・BS)もスピン。さらにローリングがなかなかそろわず、2周3周と消化する波乱の幕開けとなった。序盤をリードしたのは朝日だったが、4周目の7コーナー立ち上がりでコースアウトを喫し順位を落とすと、かわって三村がトップに浮上。レースを引っ張っていく。

 しかし、態勢を立て直した朝日がすぐに追撃。さらに、12番手スタートだった高橋悠之(TONYKART・VORTEX・BS)も上位に進出し、10周目にはトップ奪う。高橋が先頭で終盤へと入るが、ここで朝日が逆転。朝日、高橋、澤田真治(EXPRIT・VORTEX・DL)の順でチェッカーとなった。

 いよいよOKクラス最初の決勝となる第1戦。日曜日午前中に行われた決勝は快晴の下、スタートした。ホールショットは朝日が獲得。しかし、走り始めのグリップの良さを生かした高橋がオープニングラップでトップを奪うと、朝日を従えて周回を重ねていく。

 朝日もぴったりと張り付き周回、10周目の4コーナーでインに飛び込むと逆転しトップに返り咲く。その後は朝日がレースをリードして中盤を過ぎるが、ここで上位に進出してきたのが予選で走れずタイヤが残っていた佐藤。佐藤は、トップグループが38秒台で周回する中、ただ一人安定して37秒台で周回を続け、21周目に朝日をとらえトップに浮上。

 その後は一気に突き放し、最後まで37秒台を連発し、デビューレースウィ優勝で飾った。

佐藤蓮/優勝ドライバーのコメント

 今回はダンロップが予選・決勝と持つタイヤを作ってくれたにも関わらず、予選でスタートできず悔しい気持ちでいました。

 決勝は10周くらいで先頭に追い付く感触はありました。チームからフェアリングが落ちたとの情報があったので不安でしたが、戻ってきて問題なかったので良かったです。第2戦は予選もしっかり走って勝ちたいと思います。

■第2戦レポート


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