2位を快走しながらも後続に隙を与えない走りで周回していましたが、ラスト2周となったSPコーナー入り口で後続車からリアを押され、グラベルベッドへ。抜け出せないままチェッカーを迎えることになりました。
加藤さんは、「なんともやるせない結果です。しかし、予選から僕たちのNCロードスターは速さを見せられていたし、実力で表彰台を狙える位置にまで来られました。次の鈴鹿もそのあとのオートポリスも僕らにとっては相性の良いコースです。全力で頑張りますので応援をよろしくお願いします」と語っていました。
一方、ST-5クラスPPの#88村上ロードスターは、序盤から首位をキープ。#2 TEAM221ロードスターが背後に迫る場面もありましたが、それを交わすと早い時間帯に独走態勢を築きました。
脇谷に交替後も早いペースを維持しながら周回を重ね、再び村上にバトンを戻すと、村上は危なげない走りで3時間目のゴールをトップチェッカーで駆け抜けました。
「勝負するならここ菅生と思っていたので、初優勝となった昨年に引き続き2連勝できて本当に嬉しいです。(ランキング首位は)あまり気にせず、残りのレースも脇谷とともに着実に走っていけば、結果はついてくると信じています」と村上さんは喜びのコメントを残しています。
3位には#2 TEAM221ロードスターが入って表彰台に上がり、4位には12番手スタートのNOPROデミオSKY-Dが、5位にOdulaデミオ15MBが入り、ST-5クラスは上位6台中4台がマツダ車という結果となりました。