女性だけのLOVE DRIVE RACINGは、序盤からマシンの不調が続き、そのためハードに使いすぎたクラッチが根をあげて途中リタイアとなりました。
日曜日に行われたグループ2の決勝レースでは、ST-3クラスに前回レースデビューしたばかりのNOPROアクセラSKY-Dが最後尾からスタート。
初戦以降、軽量化とエンジン制御の見直しなどの改良を施したおかげで、クラストップ車両とのラップタイム差は少し縮まっています。第一ランナーの谷川は序盤を快走しましたが、徐々にオーバーヒート傾向が見られるようになり、ピットインを繰り返すようになりました。
冷却水が沸騰してしまうので、その都度ピットガレージでクルー達がパワーユニットを冷やし、また数周走ってはピットインを繰り返しました。その結果、3時間後には野上敏彦がゴールしましたが、規定周回数不足で完走とはなりませんでした。
チーム代表の野上さんは、「エンジンへの制御介入は避けられるようになりましたが、今度は予想どおりオーバーヒート傾向となりました。次回鈴鹿までに、エンジンルームの熱気をいかに抜き、フレッシュエアを取り入れて冷却効率を上げるかを課題に対策を練ってきます。パフォーマンスアップのめどは立ちつつあります」と語っています。進化を期待しまししょう。
今回のマツダ車応援観戦会に参加された方は、合計21名にもなりました。地元東北の皆様に加え、遠く千葉や東京からご参加の方々もいらっしゃいました。
ご参加ありがとうございました。記念撮影やピット訪問などでマツダ車チームと触れ合うことができるこの応援観戦会は、次回鈴鹿ラウンドでも募集します。どうぞお楽しみに。