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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.08 18:24

Le Beausset Motorsports スーパー耐久第2戦SUGO レースレポート

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国内レース他 | Le Beausset Motorsports スーパー耐久第2戦SUGO レースレポート

決勝
4月30日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ゴールデンウィークに突入し、さらに天候にも恵まれたこともあって、スタンドには多くの観客が。ピットウォークではファンの応援に応え、ドライバーたちがサインに勤しむ姿があった。

 13時からはスタート進行が開始され、まずは8分間のウォームアップが行われる。スタートを担当する中山が「DENSO Le Beausset RC350」に乗り込んで、最終チェックを完了。

 そして13時55分には、フォーメーションラップが開始。1周回ってグリーンシグナルの点灯とともに熱戦の火ぶたが切られていく。

 中山は上々のスタートを切って、トップ発進を果たすも、まもなく近づいて来たのが開幕戦のウイナーでもあるIS350。さらにフェアレディZ勢の1台にも迫られるが、こちらは鉄壁のガードで封じ込め続けた。

 そして周回が進み前後を走るライバル車両は、早めのドライバー交代となったこともあり、中山はトップ返り咲きに成功。燃費も予定以上に優れていたことから、当初の作戦より更にロングスティントを敢行することとなり、時間にして1時間39分、63周目にようやく山下と代わることとなった。

 4番手で復帰すると、それからまもなく6周目にかかるところで、最終コーナー付近でストップした車両が出てセーフティカー(SC)がコースイン。チームはSCが入った際の戦略通り、山下をSCコースインと同時にピットに呼び寄せ、嵯峨へのドライバー交代だけを行なった。

 この作戦が功を奏し、2番手で「DENSO Le Beausset RC350」はコースに復帰し、しかも目の前にはトップのZが。約10分でSCはコースを離れ、リスタート後の逆転に期待がかかるが、トップを追い始めた矢先にまさかのトラブルが……。75周目に突然の燃料系トラブルから失速。

 緊急対応をすることで、なんとか息を吹き返すものの、これで25秒ほどロスした間に5番手に後退。しかし、諦めることなく、猛プッシュを重ねたことで92周目には1台をパス、また101周目には2番手を走行していた車両のミスに乗じて3番手にまで浮上。

 その勢いで、日産ワークスドライバーでトップカテゴリーでのチャンピオン経験もある本山哲がドライブするZにも迫っていく。相手が相手であるだけに、一筋縄には行かないと思われたものの、ラスト5周の馬の背コーナーでついに逆転。

 神ががり的な走りで2番手まで挽回し、表彰台に立つこととなった。

 6月10~11日に鈴鹿サーキット(三重県)で行われる第3戦は、ふたたび表彰台を、そして優勝を目指す。


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