また、本コースでのポルシェパレードラン、ショートコースでのポルシェ最新ラインナップ試乗、ポルシェ・スポーツドライビング・スクールなど多くのプログラムが用意されている。まさに、スポーツカーメーカーであるポルシェの魅力をフルに体感できるイベントとなっている。
前回の富士大会を振り返ると、予選で6人のドライバー(内3人はジェントルマンクラス)がコースレコードをマークする激しいタイムアタックが展開された。
オーバーオールのレースは#23のリザーブドライバーとして参戦したフィリップ・ハンプレヒトが2戦ともポール・トゥ・ウインを飾ったが、2015年ジェントルマンクラスチャンピオンの#9武井真司(ジェントルマンクラス)が2戦連続で2位表彰台を獲得。
これにより#9 武井は、総合ランキングとジェントルマンクラスの両方でトップに立っている。ランキング2位は、今シーズンのPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太となっており、今回の大会では初優勝が期待されている。
そしてランキング3位は、2014、2016年のジェントルマンクラスチャンピオンで今年はオーバーオールでのエントリーとなった#7星野敏。
第1-2戦を2戦連続のポール・トゥ・ウインで制した#89 三笠雄一は、前回大会でノーポイントに終わったため今大会での巻き返しに注目したい。
#9武井がランキングトップに立つジェントルマンクラスでは、毎レース表彰台に上がる顔ぶれが異なる熱いレースが展開されている。それだけドライバーの実力は拮抗しており、誰が表彰台に上がってもおかしくない状況なのだ。
現在のランキングトップ6を見ても、2位の#2 田島剛が3位表彰台2回、3位の#47 TAD JUN JUNが3位表彰台1回、4位の#6 MASANORI YONEKURAが2位表彰台1回、5位の#11 Fukujirouが3位表彰台1回、6位の#89 IKARIが3位表彰台1回となっている。
果たして富士では、新たな表彰台獲得者が誕生するのか注目される。
PCCJ第5-6戦 富士大会のスケジュールは、専有走行が6月2日(金)10時50分~11時15分、15時55分~16時20分の2セッション行われる。
予選は6月3日(土)8時30分~9時00分の1回のみ。そして決勝レースは、第5戦が3日(土)14時05分スタート(15周)、第6戦 が4日(日)10時10分スタート(15周)、PCCAとのエキシビジョンレースが同日の16時30分スタート(10周)となっている。