万全を期した予選で#45 LUQUI MOLY RS3 LMSはその速さを見せつけなんと3戦連続のクラスポールポジションを獲得。3戦連続のこの結果は「我々は速い!」と確信を持つには十分な結果でした。
予選終了後、マシンメンテナンスが終わったあとに決勝に備えてメカニックチームがピット作業の練習を、そしてドライバーチームもドライバーチェンジの練習をチーム一丸となって行いました。
いくらクルマが速くてもそれだけで簡単に勝たせてくれるほどTC-Rクラスは甘くありません。それは第1戦と第2戦と戦ってチームの誰もが身に染みて感じています。念願の初勝利を掴むために、チーム全体の更なるレルアップを期し決勝に臨むこととなりました。
6月11日(日)決勝
決勝レースは序盤こそリードを許すものの、途中で入ったセーフティカーに合わせて、まさに鮮やかなチーム判断によるピットインのタイミングでトップに。
その後は安定した走りを見せトップをキープしたまま、2位以降のチームを引き離し快走。
チームの誰もが初勝利を確信し、レースは終盤へと向かいます、が、しかし…。
無常のピットイン
誰もが初勝利を疑わなかったレース終盤、残り時間あと18分という所でマシンに原因不明の燃料トラブルが発生しまさかの緊急ピットイン。
この致命的なピットインで#98 Modulo CIVIC TCRがトップに躍り出て万事休す。
残りの走行時間では再び巻き返すことも出来ず無念の2位でゴールチェッカーを受けることとなりました。
チームの誰もが一体何が起こったのかわからないといった状況で、その落胆やとても大きなものでした。
が、レースはこの1戦だけではありませんしトータルポイントではトップを狙える位置にいる現状を考えると次戦からの後半戦を見据えての切り替えと準備が必要であり、そしてチームは既に次戦以降を見据えて動きだしています。
今回ご来場頂いたファンの方々を始め、スポンサー各位に感謝申し上げるとともに今後ともAudi Team DreamDriveの応援を宜しくお願い申し上げます。