更新日: 2017.08.03 11:36
VSR Lamborghini SC Junior Team FIA-F4第7戦/第8戦SUGO レースレポート
2017年8月3日
FIA-F4第7/8戦(スポーツランドSUGO)レビュー
セーフティカー出動多発!大波乱のサバイバルレース
■大会概要
開催地:宮城県・スポーツランドSUGOインターナショナル・レーシングコース(1周:3.704km)
開催日:2017年7月22日(土)~7月23日(日)
■大会結果
・19号車:アカシュ・ゴウダ
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第1戦予選:20番グリッド
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第2戦予選:20番グリッド
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第1戦決勝:23位(最大30分間規定適用により14周)
7月23日(天気:雨/路面:ウエット)第2戦決勝:13位(最大30分間規定適用により14周)
・63号車:金澤力也
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第1戦予選:21番グリッド
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第2戦予選:21番グリッド
7月22日(天気:晴れ/路面:ドライ)第1戦決勝:16位(最大30分間規定適用により14周)
7月23日(天気:雨/路面:ウエット)第2戦決勝:12位(最大30分間規定適用により14周)
■大会レビュー
2017シーズンのFIA-F4シリーズ第7/8戦は7月22~23日、宮城県のスポーツランドSUGOインターナショナル・レーシングコースで31台の参加により開催され、VSRランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・フォーミュラ・ジュニア・チーム(VSR Lamborghini Squadra Corse Formula Junior Team)は、開幕からの2ラウンド同様、63号車金澤力也(かなざわ りきや/20歳)とインド人ドライバー、19号車Akash Gowda(アカシュ・ゴウダ/18歳)を起用する2台体制で挑みました。
7月20日(木)から始まった公式テストセッションでは、陽射しの強い真夏の暑さのもと始まりました。事前テスト走行を行なっている金澤はコンディション変化へのマッチングを確認。初走行のゴウダは水曜日のコースウォークで確認したコースレイアウトを実際のドライビングで習得することに専念しました。
21日(金)は45分間のセッション2回において予選シミュレーションを行ないました。両ドライバーともにニュータイヤの感覚をしっかりと把握することはできましたが、タイム的には満足できるレベルには到達してなく、セッティングのみならず、ドライビング面もさらに調整して予選に備えました。
そして迎えた20日(土)の予選。金澤は序盤のアタックでフィーリングが良くなく、ピットインしてサスペンションを調整して再度アタックするも納得のいかない21番手(セカンドベストも21番手)どまり。
ゴウダはアタック3ラップ目で自己ベストをマーク。ピットでタイヤの空気圧を調整してさらなるタイムアップに挑みましたが、20番手(セカンドベストも20番手)は変わりませんでした。
予選終了から4時間を過ぎ、気温と路面温度が上昇し、さらにスーパーGTの公式練習が行なわれたため、コースのラバーグリップが変化していることを考慮したセッティングを施し、15周の決勝第1レースに臨みました。
両ドライバーともにスタートをうまく決めて1コーナーへ。第4コーナーの混戦でイン側に押しやられたゴウダはポジションダウン。この混乱をアウト側から切り抜けた金澤は18番手へポジションアップ。
さらにゴウダは前方でコースアウトするマシンをコース外へと避けて23番手へとポジションダウン。波乱のオープニングラップを終えて戻ってきた時点でセーフティカーが導入され、クラッシュ車両の撤去と負傷ドライバーの救出が行なわれ、再スタートが切られたのは11周目。金澤は16番手へ、ゴウダは20番手へとポジションアップ。
ところが13周目終了時点でゴウダがピットイン。電気系統のトラブル発生でエンジンが吹けあがらなくなっていました。そしてこの13周を終了した時点で規定時間の30分を経過し、14周目にチェッカーフラッグが振り下ろされました。金澤は16位でフィニッシュ。ピットロードに留まっていたゴウダは23位完走扱いになりました。