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国内レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.29 10:32

全日本F3選手権:ThreeBond Racing 2017年第9大会 SUGO レースレポート

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国内レース他 | 全日本F3選手権:ThreeBond Racing 2017年第9大会 SUGO レースレポート

第19戦 決勝

 第19戦決勝レースは土曜日午後3時にスタートした。パロウは危なげなく6番手のポジションを守り、前を行く#23高星明誠選手の背後につけてレースを始めた。その後後続車を引き離しながら1秒弱の間隔で高星選手を追いかけるが追い越しには至らず、6周目から間隔は徐々に開き始めた。

 11周目、高星選手との間隔が2.5秒まで開いたところで、トップを走っていた選手がコースアウトしたためパロウの順位は5番手へ繰り上がり、同時にセーフティカーがコースインして隊列走行が始まった。

 パロウと高星選手の間隔は縮まり、隊列走行は15周を終えるまで続き、翌16周目からレースが再開された。この時点で間隔は0.477秒。しかし残り3周では高星選手を攻略することは出来ず、結局5位でレースをフィニッシュすることとなった。

第20戦 決勝

 日曜日、スポーツランドSUGOの上空は雲が流れるものの青空が見える晴天となり、シリーズ最終となる第20戦の決勝レースは午後0時、ドライコンディションで始まった。スターティンググリッド7番手にいたパロウはスタート直後、前を走るマシンにアウト側から並んで6番手へ抜け出した。

 ところが1周目のSPコーナーで勢い余ってコースをはみ出し、スピードが鈍った際に#3三浦愛選手、#78片山義章選手の先行を許してしまった。

 8番手で1周目を終えたパロウは2周目の第1コーナーで片山選手のインに飛び込んで7番手に復帰、さらに三浦選手の背後に迫って5周目にオーバーテイク、6番手のポジションを取り戻した。この時点で前を行く#7阪口晴南選手との間隔は3.773秒。パロウはじりじりと間隔を縮め始める。

 パロウのペースは良く、5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分14秒621を記録して追い上げを続けた。11周目、阪口選手の前、4番手を走っていた#36宮田莉朋選手がオーバーランして阪口選手と順位を入れ替え、パロウは宮田選手を1.8秒の間隔で追いかけることになり、周回毎に宮田選手との間隔を縮めていった。

 19周目、コース上に停止車両が発生し、その処理のためにセーフティカーがコースインして隊列走行が始まった。セーフティカーランは22周終了まで続き23周目からレースが再開され、パロウは0.479秒差で宮田選手を追う。

 23周目、宮田選手の前、4番手を走っていた阪口選手がオーバーランして順位を落とし、パロウは5番手に繰り上がる。しかし前を走る宮田選手もペースを上げてパロウの追撃を許さず、パロウは5番手のままチェッカーフラッグを受けた。

 パロウは第19戦で5位入賞ポイントの2点、第20戦で5位入賞ポイント3点とファステストラップポイントの1点を記録し、シリーズ通算ポイント102点のランキング3位、ThreeBond Racing with DRAGO CORSEもチームポイントランキング3位となってシーズンを締めくくった。


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