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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.03.13 10:58
更新日: 2018.03.13 10:59

スーパーFJ:Le Beausset Motorsports 第1戦もてぎ レースレポート

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国内レース他 | スーパーFJ:Le Beausset Motorsports 第1戦もてぎ レースレポート

決勝
3月11日(日)
天候/曇り
コース状況/ドライ

 注目のスタートで、ポールシッターの神はホイールスピンが激しく、やや出遅れる格好となったが、それでも1コーナーでの先陣争いを制してトップを守る。

 一方、上田はより鋭いダッシュを決めた3番手に半車身ほど先行を許し、後続にも挟まれた格好で1コーナーに進入していくが、その際に接触があり、フロントウィングが曲がってしまう。しかし、一度は先行を許したものの、90度コーナーですぐに抜き返して、グランドスタンド前には2番手で戻ってくる。

 上田が激しくバトルを繰り広げていたこともあり、先を行く神はオープニングの1周だけで約3秒のリードを築き、その後もアクセルを少しも緩めず周回を重ねていく。レース終盤に差しかかった6周目には2分4秒843と、予選タイムにも遜色ないファステストラップを記し、さらに2周後には4秒733にまで短縮を果たしてみせた。

 その結果、14秒2もの大差をつけて神が初優勝、王座獲得に向けて第一歩を決めた。そして上田も2番手に返り咲いた後は、フロントウィングが曲がった状態ながら後続を一歩も寄せつけず、終盤には予選を上回る2分5秒台を連発するようになり、最終ラップには自己ベストとなる2分5秒367を記し、自身の進歩をアピールする結果となった。

チーム監督
坪松唯夫 Tadao Tsubomatsu
COMMENT

 2人のドライバーともしっかり走り込み開幕戦を迎えられた。スーパーFJはデビュー戦になる神は持ち前のスピードとアクレッシブな走りで、予選・決勝と期待通りの結果を残した。上田は自己コントロールが上手く行ってないのか操作上のミスが大きく、神に後れを取ってしまった。チームとしては表彰台の上位を独占出来たことは喜ばしいが、彼らが見せたパフォーマンスには満足してない。次戦に向け更に強くならなければならない。

Driver
神 晴也 Seiya Jin
COMMENT

 予選ではミスもあり、納得の内容ではなかったのですが、それでもポールポジションが獲れて良かったです。決勝でもスタートでミスをしてしまいましたが、トップのまま1コーナーに入っていけました。そこからは少しでも離す、ミスをしないよう走ることだけ考えました。本当は最終ラップにファステストラップを出したかったのですが、出せなかったことと、後続を15秒離すつもりが、ほんのちょっと足りず達成できなかったこと、そのふたつは今後の課題です。でも、まず1勝! いろいろ考えて今年はスーパーFJからのスタートですが、一から出直してまたFIA-F4に戻るというのを考えての参戦なので、何としても全部勝ちます。

Driver
上田裕也 Yuya Ueda
COMMENT

 僕自身、スタートは悪くなかったと思っているのですが、後ろのドライバーの方がもっと良くて抜かれてしまいました。でも、すぐ90度コーナーで、あそこは自信があったので抜くことができました。そこでしっかり抜けたのは良かったのですが、その後は神くんに近づくことはできなくて……。良かったのは、最後の1周にタイムが上がったことだけです。次のレースまで練習して、しっかり上げていかないといけないと痛感しています。もっと内容のある結果にしたいと思います。


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