第1戦 決勝レース:時間10:12~10:28
(10周)/天候:晴れ/路面:ドライ

 GT3CCは、基本的に1回の予選と2回の決勝を1日で行う。それだけに、多忙な人でも参加しやすいというメリットがある反面、レースディのスケジュールは時間との戦いでもある。今回は予選終了から2時間足らずで、最初の決勝レースが行われた。ローリングスタートを採用するGT3CCでは、外側の1番グリッドを使わず、ポールポジションの#5 仲尾恵史がイン側2番グリッドにマシンを停めてレースのスタートを待つ。

 1周のフォーメーションラップののち、ローリングスタートが切られたレースは、#5 仲尾が落ち着いた動きで後続をリード。その後方では、3番手からスタートの#98 IKARIが上手くタイミングをあわせて#9 小林賢二をオーバーテイク。さらに、5番手からの#93 松島 豊も、予選はカップクラス カテゴリーII(以下Cup II)トップで総合4番手の#77 MUSASHIをかわして、4番手にポジションを上げる。

 レース序盤は、#5 仲尾、#98 IKARI、#9 小林が快調なペースで後続とのギャップを広げ、その後この3台は微妙な位置関係を保つことになる。それとは対照的に、#93 松島と#77 MUSASHによる4位争いがヒートアップしていく。予選タイムで上回る#77 MUSASHはベストラップを更新しながら#93 松島を追いかけ、5周目にはコンマ550秒まで詰め寄るが、バトルを仕掛けるには至らない。

 レースが折り返すと、2番を走る#98 IKARIがトップとの差を縮めていき、#5 仲尾にプレッシャーをかけるのだが、これにあわせるように#5 仲尾はペースをコントロール、#98 IKARIに付け入る隙を与えなかった。このままレースはファイナルラップを迎え、#5 仲尾は首位を一度も譲ることなく、開幕戦を勝利で飾った。2位に#98 IKARI、3位に#9 小林と、ベテラン勢が上位を占める結果となった。

 Cup IIは、#77 MUSASHIが総合5位のポジションでゴールし、カテゴリー2番手、総合8位でチェッカードフラッグを受けた#2 北井 武を圧倒している。

2018第1・2戦岡山を制した仲尾恵史
2018第1・2戦岡山を制した仲尾恵史

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