第2戦 決勝レース:時間13:58~14:14
(10周)/天候:晴れ/路面:ドライ

 GT3CC第2戦の決勝レースは、4月22日13時58分から行われた。このレースのスターティンググリッドは、直前に行われた第1戦のベストラップで決まり、ポールポジションは開幕戦で勝利を収めた#5 仲尾恵史が獲得。これに#98 IKARI、#9 小林賢二、そして、カップクラス カテゴリーII(以下Cup II)優勝の#77 MUSASHIが続く。

 第1戦同様、#5 仲尾が隊列を率いるかたちでスタートしたレースは、とくに混乱もなく11台が1コーナーへと向かう。そんななか、8番手スタートの#2 北井 武(Cup II)が、カップクラス カテゴリーI(以下Cup I)の#32 大波肇と#22 小山雅也の前に躍り出て6位にポジションアップを果たした。ところが、レース3周目に、#2 北井にジャンプスタートの判定が下り、ドライブスルーペナルティにより最後尾まで順位を落とすことになった。

 一方、上位陣は、#5 仲尾、#98 IKARI、#9 小林が先頭グループを形成し、4番手の#77 MUSASHIとの差を少しずつ広げていく。表彰台のポジション争いはこの3台に絞られてくるが、#5 仲尾よりも速いラップタイムを連発する#98 IKARIがその差をじわじわと詰め、ついに9周目にはコンマ595秒まで接近。#98 IKARIは#5 仲尾に対して第1戦以上に大きなプレッシャーをかけ、コーナーによってはほぼテール・トゥ・ノーズに迫る。
 
 しかし、#5 仲尾はこれに耐え、一方、仕掛けようとした#98 IKARIがコーナーで姿勢を崩したことで#5 仲尾は逃げ切り、2戦連続でポール・トゥ・ウィンを果たした。2位は#98 IKARI、3位は#9 小林という結果である。

 Cup IIは、第1戦同様、#77 MUSASHIがCup I勢を脅かす走りでカテゴリートップ、総合4番手でゴール。ペナルティにより最後尾となった#2 北井は、#23 TAKASHI TAKAHASHIのコースアウトや#88 国見 光のトラブルに助けられ、2位でレースを終えている。

 終わって見れば、第1戦、第2戦とも上位が同じ顔ぶれとなった岡山ラウンド。次回は富士スピードウェイに舞台を移すが、果たしてこの順位に変動はあるのか。スーパーフォーミュラと併催される第3戦、第4戦は7月7日(土)~8日(日)の2デイでの開催である。

本日のレースクイーン

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2025年 / スーパー耐久
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