クラブマンシリーズの決勝は、3番手から水谷が絶妙のスタートを決め、岩本をかわして2番手に浮上。1周目こそトップの庄司に1秒差をつけられていた水谷だったが、その後は徐々に差を詰め、一騎討ち状態へと持ち込んでいく。だが、庄司のガードは固く、なかなか水谷は逆転を許されず。
そんななか、8周目に現れたバックマーカーは水谷にとって千載一遇のチャンスだったはず。庄司が処理に手間取っていたのに対し、ホームストレートでスリップストリームを使って、アウトから抜きに出たのだが……。
「いつも走っている富士とかと違って、オートポリスの1コーナーはブレーキングポイントが分かり難くて……。庄司くんよりブレーキを遅らせて、前に出ようと思ったんですが、ちょっと遅らせ過ぎました」という水谷がオーバーラン。すぐに復帰はできたものの、7番手に後退してしまう。
これで難なく逃げ切りなった庄司が、昨年の第3戦・富士以来の勝利を獲得。「厳しいレースでした。ずっとタイヤはアンダーでしたから。周回遅れが出てきた時は生きた心地しなかったですね。ウワ~って感じ、一瞬で両方の(笑)。1年ぶりの優勝だから嬉しいですが、(水谷に)ファステストラップ持って行かれたのだけ悔しいですね」と喜びを語った。
それまでの3番手争いが、そのまま2番手争いにスライドし、オープニングラップの3コーナーで岩本を抜いていた神谷が、最後まで続いたバトルを制して2位でフィニッシュし、ランキングトップにも返り咲き成功。3位の岩本にとっては、これが初めての表彰台となった。
