暫定表彰のポディウムには、9名のNOPROドライバー全員が上がることとなりました。チーム代表の野上敏彦は、「17号車アクセラは後半に左フロントのハブにガタが出始めたのでハブベアリングを交換しましたが、他にはトラブルはありませんでした」
「デミオはイモビライザーが不必要な場面で作動してエンジンがかからないことがありましたが、なんとか騙し騙し走れたので大きなロスにはなりませんでした。他車とのコンタクトは結構あり、アクセラはだいぶボディは痛みましたが、クラッシュでクルマを壊すことはありませんでした」
「2クラスでダブル優勝は達成できませんでしたが、ダブル2位は上出来でしょう。S耐初の24時間レースということで、ファンの数も多く、富士スピードウェイやオーガナイザーの方々の努力と工夫でとっても良いレースになったと思います」と話しています。
ST-5クラスにはほかに3台のマツダ車が出場しており、TEAM 221ロードスター(筒井克彦/山西康司/田中貴洋/上村優太/山下潤一郎/田中勝輝)が5位入賞した他、予選トップタイムでポールポジションからスタートしたodulaデミオ15MB(橋本陸/霜野誠友/武地孝幸/西山隆/井出靖司/谷岡力)は7位完走。
LOVE DRIVE RACINGロードスター(岩岡万梨恵/猪爪杏奈/小松寛子/加藤沙也香/辻田慈/関崎祐美子)は一時クラストップを快走するものの、メカニカルトラブルで後退し、8位完走となりました。
MZRacingでは、今回もマツダ車応援ピットツアーを実施。20名を超えるマツダファンの皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。マツダ車チームのスタッフやドライバー達と交流できるこのツアーは、次回S耐オートポリス戦でも実施します。多数のご参加をお待ちしています。