■2018 D1 GRAND PRIX SERIES Rd.5 TSUKUBA DRIFT

PACIFIC RACING TEAM DUNLOP 村山悌啓選手
車両:NACガールズ&パンツァーS14激☆メガテックIK
最終成績:単走決勝敗退(19位)

■レポート

 村山選手は金曜日の練習走行でサスペンションメンバーが壊れて修理を行ったものの、まずまずの手応えを感じ土曜日を迎えた。予選前の練習走行では、DOSSの得点を見ながら走りを仕上げていくプランを立てている。

 予選1本目、車速は低めだったが、メインストレートでの角度やヘアピンでの姿勢の安定性などで得点をかせぎ、95.92点。続く2本目は10km/h以上車速を上げてきたものの、今度はメインストレートや1コーナーでの角度不足で点を落としてしまい95.59点となった。1本目の得点でDグループ2位に入っていたので、問題なく予選を通過した。

 そして迎えた日曜日の単走決勝本番。村山選手1本目の走行は、ストレートやヘアピンでの角度不足などが響いて得点が伸びず、94.83点。上位8名には入れず、2本目の走行にまわる。その2本目、村山選手はスムーズな走りを見せたものの、最初の区間でリヤタイヤをはみ出させてしまい2点の減点を受け93.95点に。19位で追走トーナメント進出はならず、単走決勝敗退となった。

 次の開催地は村山選手が得意とするエビスサーキット。11月に開催される最終戦お台場に出場できるランキング上位24名に入るためにも、活躍を期待したい。

村山悌啓(NAC ガールズ&パンツァー S14激☆メガテックIK)
村山悌啓(NAC ガールズ&パンツァー S14激☆メガテックIK)

■村山選手コメント

「1本目は思ったよりフロントタイヤに熱が入れられなかったです。暑いから全然平気かなと思って、ウォーミングアップの時も、皮をむいていなかったリヤタイヤばかり気にしてたんですけど、思ったより前が食わなくて、振り出しでちょっと引っかかっちゃったんですよね」

「2本目は……出ちゃいましたね。出たといっても多分ほんとに左リヤがゼブラを踏んだくらいの自覚だったので、大きく出てるわけじゃないんですけど、今回はみ出しの減点幅は広いので、まぁ、失敗ですね」

「でも、次のエビスはやりますよ! やらないとお台場行けないし。エビスは優勝したときからコースも変わっていないので、狙っていきます!」

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