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国内レース他 ニュース

投稿日: 2020.09.18 17:44
更新日: 2020.09.18 17:47

Audi Team AS Sport 2020スーパー耐久第1戦富士24時間 レースレポート

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国内レース他 | Audi Team AS Sport 2020スーパー耐久第1戦富士24時間 レースレポート

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 開幕戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24 時間レース
2020/9/4~6
富士スピードウェイ(1周4.563km)
Audi Team AS Sport
#505 A.T.FIELD Audi R8 LMS GT4
予選:ST-Zクラス7位(全体19位)
決勝レース:ST-Zクラス6位完走(全体23位)

 新型コロナウイルスの影響で大幅に延期になっていた『富士SUPER TEC 24時間レース』が9月4日~6日に静岡県富士スピードウェイにて開催されました。豪雨により数時間に渡る赤旗中断や幾度ものセーフティカーが導入される非常に難しいレース展開のなか、#505 A.T.FIELD Audi R8 LMS GT4は序盤での他クラスマシンからの接触を受け、満身創痍の状態に。

 しかし4人のドライバーとメカニック、スタッフ達の懸命なチームワークにより478LAPを力強く走り切り、Audi Team AS Sportにとって初陣となる24時間レース、激戦のST-Zクラスを6位で完走を果たしました。

予選レポート

 9月4日(金)富士24時間レースの公式予選が行われた。前日から練習走行にてマシンのセットアップを仕上げてきたものの、Audi R8 LMS GT4に課せられたBOP(性能調整)は重く、本来の光る速さを見せられずにいるなか、最善の結果を残すべくチームは予選に挑んだ。

 Aドライバー予選は西村選手が担当。青空の下、コースインしてマシンをウォームアップ。2周目にアタックに入り、まずは1分52秒555をマーク。続く周もアタックを続行し、セクター1まで大幅にベストを更新したものの、100Rにてコースアウト。マシンにダメージは無かったが、その後もトラフィックに引っかかりタイムは更新できず…。悔しさが残るなか、西村選手は予選を終えることになった。

 続くBドライバー予選では岡本選手がマシンに乗り込んだ。前クラスの予選にてコース上にアクシデントがあり、赤旗が掲示されていたため、予定よりも遅れて予選が始まった。岡本選手は2周目からアタックを開始し、まずは1分55秒46をマーク。最終的に4周連続アタックを敢行して、1分53秒828までタイムアップして予選を終える。

 AドライバーとBドライバーの合算タイムにてスターティンググリッドが決まるため、#505 A.T.FIELD Audi R8 LMS GT4はクラス7位(総合19位)から決勝レースを闘うことが決まった。

 続くCドライバー予選では田ヶ原選手がガソリンを多く積み、長いレースに向けたシミュレーションを行いながらマシンバランスを再度チェック。決勝レースに向けたポジティブなデータを集めていく。順調に走行を重ねて、次はDドライバー予選にて藤原選手がステアリングを握った。

 藤原選手も決勝レースに向けてブレーキのフィーリングやセットの確認作業をこなして無事走行を終えた。セッションが終わった後もチームはドライバーからのフィードバックを基にAudi本来の速さを少しでも取り戻すべく作業に当たった。

 予選結果だけを見ると激戦のST-Zクラスのなかで下位に沈んでしまった格好だが、決勝レースに向けてはポジティブな要素も多く、長いレースを闘う準備を整えた。

2020スーパー耐久第1戦富士24時間 A.T.FIELD Audi R8 LMS GT4(西村元希/岡本武之/田ケ原章蔵/藤原能成)
2020スーパー耐久第1戦富士24時間 A.T.FIELD Audi R8 LMS GT4(西村元希/岡本武之/田ケ原章蔵/藤原能成)


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