そう語るとおり、宮田の成績と調子はシーズン後半にかけて明らかに右肩上がり。好調を維持できた理由を、宮田はこう分析した。

「正直言って、岡山はあまり練習せずにぶっつけ本番気味でしたし、ほかのドライバーと違って、フォーミュラにはFIA-F4しか出ていませんから、ほとんど経験がありません。また練習走行で調子が良くても、競り合うっていうのはレースじゃないとできませんよね。その部分で悩みもあって、だからリタイアしたりしていたんです」

「でも、徐々にまわりがどう攻めてくるか分かってくるようになって、最終戦も25番スタートで、岡山の2戦目も16番スタートだったんですね、その時は当たってしまったんですが、その時の失敗を思い出して最終戦は注意して行ったんで、糧になった。(最終戦では11位フィニッシュ。)成長していたんだと思います」

「(8月末の)鈴鹿では曲がるクルマをさらに曲げようと、オーバーステアな方向にセットアップしてしまっていたので、この悪い傾向をなんとかしないといけないと思いました。その部分は、去年の坪井(翔)選手の車載映像を見たり、シミュレーターで練習したりして、しっかり対策をしてきたことでセットアップもでき、今回速いタイムを出せた理由だと思うんです」

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