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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.09.27 22:20

KYOJO CUP 2021第3戦富士 レースレポート

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国内レース他 | KYOJO CUP 2021第3戦富士 レースレポート

雨の中の混戦を制し、翁長実希が今季初優勝をマーク

2021 KYOJO CUP SUPPORTED BY MUSEE PLATINUM 第3戦レポート

 2021年のKYOJO CUP SUPPORTED BY MUSSE PLATINUM 第3戦が9月26日(日)に富士スピードウェイで開催され、#37翁長実希(KeePer VITA)が今シーズン初勝利を飾った。

 午前8時30分から行われた公式予選は、前夜に降った雨の影響でコースの一部分が濡れている状況で、いくつかスピンを喫する車両もあった。その中でトップタイムを記録したのは#34下野璃央(YGF Drago VITA)。ライバルを圧倒する走りをみせ、2分00秒210で今季2度目のポールポジションを獲得した。

 決勝レースは、スタート直前に雨が降りはじめ、完全なウエットコンディションでのレースとなった。ポールポジションの下野は、2番手スタートの#18辻?本始温(ORC ARUGOS VITA)からのプレッシャーを何とかしのぎながらレースをリードしていったが、4周目のトヨペット100Rコーナーでスピンを喫し、4番手に後退。さらに反則スタートがあったとしてドライブスルーペナルティが課され、大きくポジションを下げることになった。

 代わってトップに立った辻?本は順調に周回を重ね、2番手以下に対して6秒以上のリードを築いた。このまま辻?本の3連勝かと思われたが、残り3周のTGRコーナーでスピンを喫する。すぐにコースに復帰したが、背後に2番手の翁長が接近。

 そこから激しいトップ争いが展開されると、11周目のパナソニックコーナーで、ついに翁長がトップに躍り出た。

 辻?本は最終ラップのTGRコーナーで再逆転を試みたが、ブレーキングで止まりきれずにコースオフ。これで翁長が独走状態となり、そのまま今季初優勝を飾った。2位にはコースオフから復帰した辻?本が入り、3位には#11斎藤愛未(D.D.R vita01)が2戦連続で表彰台を獲得した。

 注目のチャンピオン争いは、辻?本が59ポイントに伸ばし、ランキング2位の#36荻原友美(KNC VITA)に対し27ポイントの差をつけて、12月の最終戦に臨む。

優勝ドライバー
#37翁長実希(KeePer VITA)

「スタートがうまくいって、そこで順位を上げることができました。2番手に上がってからは辻?本選手との差はありましたが、必ず最後にチャンスがあると信じて、あせらずについていきました。最後にしっかりとトップに立つことができて良かったです。今年は開幕戦でマシンが不調だったり、第2戦は接触によるリタイアがあったりで、運が向かないレースが続いていました。でも、自分自身は変わらずにいつものままいるので、ちゃんと条件が揃って運がついてくれば、トップで走ることはできるんだなと……。この優勝で、また自信を取り戻すことができました」

#37翁長実希(KeePer VITA
#37翁長実希(KeePer VITA


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