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投稿日: 2021.07.27 19:02
更新日: 2021.07.27 19:19

KYOJO CUP 2021第2戦鈴鹿 レースレポート


国内レース他 | KYOJO CUP 2021第2戦鈴鹿 レースレポート

辻本始温が開幕2連勝でポイントランキングを独走

2021 KYOJO CUP SUPPORTED BY MUSEE PLATINUM 第2戦レポート

 2021年のKYOJO CUP SUPPORTED BY MUSSE PLATINUMの第2戦が7月25日(日)に鈴鹿サーキットで開催され、#18 辻本始温(ORC ARUGOS VITA)がポール・トゥ・ウインで開幕2連勝を飾った。

 シリーズ第2戦となる今回は、鈴鹿サーキットを舞台にして開催。昨年の鈴鹿大会は予選、決勝ともに大雨に見舞われるレースとなったが、今年は晴天に恵まれた。ただし、レースウイークは練習走行日から連日、気温30度を超える灼熱のコンディションとなった。

 また今回は2019年チャンピオンの村松日向子が#71 ZENKAIRACING ライソンMJより1年半ぶりにエントリー。彼女を含め13台で争われた。

 午前8時50分から行われた公式予選では、開幕戦ウィナーの辻本が速さをみせた。セッション前半に2分27秒600をマーク。ほかのドライバーもタイムアタックを試みたが、トップを上回ることができなかった。結局、2番手の#86 猪爪杏奈(Dr.DRY VITA)に対し、0.377秒の差をつけ、初のポールポジションを獲得した。

 14時20分から8周で争われた決勝レースは、スタートでは猪爪が好ダッシュを決めてトップで1コーナーを通過。しかし辻本も冷静に勝負所を見定め、2周目の1コーナーでインから追い抜き、トップの座を奪い返した。そこから辻本は、安定した速さで、後ろとの差を少しずつ広げていった。

#18 辻本始温(ORC ARUGOS VITA)
#18 辻本始温(ORC ARUGOS VITA)

 一方、2番手に下がった猪爪の背後には#37 翁長実希(KeePer VITA)、村松の2台が食らいつく。さらに、エンジン交換で最後尾スタートとなっていた#100 下野璃央(YGF DragoCORSE VITA)も目覚ましい追い上げでこの集団に追いつき、緊迫した2番手争いが展開された。

 そのなかで速さを見せたのは、ここ鈴鹿を得意とする村松。4周目に翁長を抜いて3番手に上がると、そのままの勢いで猪爪にも勝負を挑み、最終ラップの1コーナーでインに飛び込んだが、2台が接触。この影響で猪爪がコースオフを喫してしまった。

 結局、レース後半は後続に対して1秒以上の差をつけていたものの、最後まで気を抜かずに攻め続けた辻本がトップチェッカーを受けた。2番手には村松が入ったが、最終ラップの接触行為で40秒加算のペナルティを受け、7位に後退。繰り上がりで2位に下野が入り、3位には#11 齋藤愛未(D.D.R vita01)が続いた。

 これで開幕2連勝となった辻本は、合計42ポイントを獲得。ランキング2位の#36 荻原友美(KNC VITA)に対し、16ポイントの差をつけ、チャンピオン獲得に向けて弾みをつけた。

#100 下野璃央(YGF DragoCORSE VITA)
#100 下野璃央(YGF DragoCORSE VITA)

優勝ドライバー
#18 辻本始温(ORC ARUGOS VITA)

「予選のタイムアタックに関しては悔やむところはありましたけど、自分の走りはできました。これが私にとって4輪レースでの初ポールポジションなので、とても嬉しいです」

「決勝ではスタートでホイールスピンが多くて『やってしまった!』と思いました。そこで無理に抑えて接触してもいけないので、いったん冷静に引いて、早めに抜き返して逃げることにしました。終盤まで猪爪選手との差が思ったほど離れず、最後まで油断できませんでしたが『あと3周! あと2周!』と自分を落ち着かせて走ることができました」

「油断は禁物ですが、今回も勝てたことで、またひとつ自信になりましたし、鈴鹿のようなテクニカルなコースでの経験は、絶対に富士のセクター3に生かすことができると思います。もっと詰められるように極限まで頑張りたいです」

優勝を飾った辻本始温(ORC ARUGOS VITA)
優勝を飾った辻本始温(ORC ARUGOS VITA)


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