ブレーキ総合メーカーのエンドレスは、2026年の富士24時間レースおいて13号車エンドレスGRヤリスで2年ぶりのST-2クラス優勝を果たした。同社は単なる絶対的な制動性能の追求に留まらず、純正ABS制御や車両特性を含めたトータルでの最適化を目指している。
スーパー耐久シリーズの今季第3戦として開催された富士24時間では、GRヤリス用に新開発の前後キャリパーを投入し、あえて“ご法度”とされるキャリパー上部のブリッジを削るなどの試みを通じ、剛性と形状の理想的なバランスを追求した。その結果、パッドの均一な摩耗と、ドライバーが奥まで攻められる安定したペダルフィールを実現している。現場のフィードバックを即座に製品へ落とし込む開発体制が、その強みを支えているのである。
