9月19〜20日に宮城県のスポーツランドSUGOで第5大会となる第9・10戦が開催される2026年のFIA-F4ジャパニーズチャンピオンシップ。若手ドライバーがしのぎを削るチャンピオンクラスには28台が参戦するが、トヨタ育成チームであるTGR-DCレーシングスクール(TGR-DC RS)の29号車には、女性レーシングドライバーとしてKYOJO CUPなどを戦う富下李央菜が急きょ代役としてシリーズ初参戦することになった。トレーニング走行を経て予選を終えた彼女に、フォーミュラカーで走るSUGOの感触や意気込みを聞いた。
富下は2006年6月生まれの20歳。カートを経て2023年に女性レーシングドライバーで争われるKYOJO CUPに初参戦すると、デビュー戦でいきなりのポールポジションを獲得する。2025年からはスーパー耐久のST-2クラスにも参戦を開始しKTMS GRヤリスをドライブ。2026年も引き続きスーパー耐久に継続参戦を行い、フォーミュラにマシンが変わったKYOJO CUPではすでに3勝を飾ってランキングトップにつけている。
富下が今回FIA-F4に参戦することになったのは、前戦まで29号車のステアリングを握っていた武藤雅奈が8月下旬にSUGOで行われたフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップで右手を負傷してしまったため。富下によると、9月5~6日に開催されたKYOJO CUP第3戦でFIA-F4代役参戦の話を聞いたとのことで「自分にそんな話が来ると思ってなかったので、すごい驚きました」と振り返る。
