#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
改善点は見つかったので、悪い流れを明日で断ち切りたい
今年はひとつの目標として全戦でポイント獲得する事を掲げていたが、前回の鈴鹿でノーポイントとなり、その目標が達成できなくなってしまったが、残りのレースすべてでポイントを獲得すべく、強い気持ちを持ってSUGOに乗り込んだ。
午前のフリー走行では序盤、雨が降ってしまい、後半は乾いてきたものの、安定したコンディションでセットの確認が取れず、思うように車が走らなかった。結果、9番手で午前のセッションを終えた。
予選に向けて車のセット変更を行い、Q1には松下信治選手がアタックを行った。
改善は見られたものの11番手でQ1を終え、Q2進出はならなかった。
明日に向けては、車の改善点が見つかったので、後方からではあるが、大量ポイント獲得を目指して行きたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「予選を終わってみてから分かった事もあったんだけど、もしかしたらQ1落ちは防げたかも知れないね。しっかりと見直して、明日へ向けて準備していきたいね。改善点が見えているからこそ、明日の決勝が楽しみになってきました」
土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「朝からセットが決まらず、ドライバー達も感触が良く無かったと言っており、残念ながらQ1を通過出来ませんでした。しかし、改善点も見えてきているので、明日はポイントを獲得出来るように準備していきます」
田中洋克チームディレクターのコメント
「午前中もあまり良く無くて、予選に向けてセット変更して挑んだのですが、バランスの良い車に仕上げる事が出来ませんでした。ウエイトも増えているものの、もう少し上のポジションを狙えたと思います。チームメイトの16号車の良い部分も共有出来ていれば、もう少し上にいけたと思うと、もったいなかったと思います。明日は改善すべき点が見つかったので、追い上げて行きたいと思っています」
野尻智紀選手のコメント
「残念ながらQ1敗退してしまいました。想定よりもフロントの車高が上がっていて、他にも思っていたような状態に車が仕上がっていなかったというのがありました。しかしながら、戦えそうな手応えも感じているので、明日の気温にも左右されるところはありますが、最後までしっかり戦ってポイントを獲得したいです」
松下信治選手のコメント
「Q1を通過出来る実力はあったと思いますが、上位を狙えたかというと、そこは何とも言えません。しかし、うまくまとめ切れなかったところもありました。ここ数戦、噛み合っていないのと、重さもあるというのはありますが、ボクらより重い車も前に行っているので、明日はそれをひっくり返せるように意味のある日にしたいです」
#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
大津選手の的確なフィードバックで2戦連続のPP獲得、明日こそは優勝を!
前回の鈴鹿ではポールポジションを獲れたものの、決勝では悔しい思いをしてしまった。今回は何とか鈴鹿以上の結果を追求していきたい。
午前のフリー走行は雨からドライにコンディションの変化があり、不安定なコンディションだったが、車のバランスは良さそうだ。順位は12番手で、決して良いポジションでは無かったが、フィーリングは良さそうだ。
Q1は大津弘樹選手が担当した。
午後は雨の予報だったが、雨は降らずドライコンディションでQ1が始まった。
大津選手はQ1を2番手で通過したが、車に若干の変更の必要性を感じセット変更をチームに申し出た。
それが見事にハマり、Q2を担当した佐藤蓮選手はコースレコードを叩き出し、2戦連続のポールポジション獲得を達成した。今回は何が何でも優勝して、終盤戦に弾みを付けたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「チームが良い車を作ってくれたというのはあるけど、大津がQ1終わってから的確なフィードバックがあって、それをチームがうまく引き出してくれたのが大きかったね。蓮もミスなく走ってくれて、コースレコードまで出したのは凄かったけど、大事なのは明日。前回の鈴鹿ではポールは獲れたけど、決勝で負けてしまったので、今回は何とかしたいね」
土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「16は雨でもドライでも安定していたね。予選で良かったのは、大津がQ1で走った後のフィードバックだね。それをしっかりとチームがカタチにしてくれたのと、蓮が集中して走り切れてポールを獲れたのだと思う。明日はポールから逃げ切って勝ちたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
田中洋克チームディレクターのコメント
「午前は悪くはないと感じたものの、コンディションが安定していなかったので、本当に良いのかどうか分からない印象でした。予選に向けてどうすればよいのか正直、分からない部分もありましたが、予選を走ってみたら結果的に凄く良くて、2戦連続ポールを獲れました。明日は鈴鹿のリベンジじゃないですが、優勝できるように頑張ります」
大津弘樹選手のコメント
「午前のセッションは雨からドライに変わって、その中であまりドライで走れていなかったので、予選ではタイムが出せるか不安がありました。ドライビングに関してはとても100点満点ではなかったですが、うまくQ1を2番手で通過する事ができました。Q1で改善したい点があり、チームがそれをうまく作り上げてくれて、それがポール獲得につながったのだと思います。明日が大事なので、勝てるように頑張ります」
佐藤蓮選手のコメント
「Q1の大津選手のフィードバックを元に車のセットを進めて、車もより良いバランスになりました。また、Q1の大津選手の走りを見ながら、自分の走りもイメージしながら良いアタックをすることができて、ポールを獲る事ができました。明日は前回の雪辱を果たせるように前から逃げ切りのレースが出来るように頑張ります」



