2025年9月22日
プレスリリース
横浜ゴム(株)のグローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN(アドバン)』装着車が9月20日(土)から21日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された国内最高峰のGTカーレース『2025 AUTOBACS SUPER GT』第6戦(300kmレース)のGT500クラスで優勝しました。『ADVAN』装着車はGT500クラスで今シーズン初勝利を飾り、『ADVAN』はその高い性能で勝利を支えました。
優勝したのはKONDO RACINGの『リアライズコーポレーション ADVAN Z(24号車/松田次生選手/名取鉄平選手)』です。予選5位からのスタートとなった決勝は、ファーストスティントを務めた松田選手がハイスピードな追い上げで24周目に一時トップに浮上し、その後もライバルチームと激しいバトルを演じます。
名取選手に交代した後の49周目に複数台が絡むクラッシュが発生しレースは一時中断。30分レースとして再開された時点で3位だった名取選手は早々に2位に浮上すると、徐々にトップとの差を縮めます。
残り約1分、テール・トゥ・ノーズで突入したファイナルラップで最後の勝負を仕掛け、見事なオーバーテイクで激戦を制し、KONDO RACINGとして9年ぶりの優勝を劇的な逆転勝利で飾りました。この勝利により、松田選手は自身の持つGT500クラス最多勝記録(全日本GT選手権とスーパーGTの合算)を25勝とし、名取選手は同クラス初勝利となりました。
GT300クラスでは、同じくKONDO RACINGの『リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(56号車/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手/平手晃平選手)』が2位、『seven × seven PORSCHE GT3R(666号車/近藤翼選手/ハリー・キング選手)』が3位を獲得しました。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画『Yokohama Transformation 2026(YX2026)(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)』のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN』、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド『GEOLANDAR(ジオランダー)』、『ウィンタータイヤ』、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいます。
そのなかで、モータースポーツ活動を『ADVAN』『GEOLANDAR』のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。



