スーパー耐久シリーズがツインリンクもてぎで幕を開け、4月2日(土)に予選が、3日(日)に決勝レースが行われた。ポールポジションを獲得したのは、藤波清斗/星野一樹/白井剛/青木孝行組の5号車Mach MAKERS GTNET GT-R。決勝レースでも星野がトップからレースを開始するが、ピット作業違反に対するドライビングスルーペナルティが、完璧に進んでいた流れを断ち切ってしまう。逆転優勝を飾ったのは、内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組の24号車スリーボンド日産自動車大学校GT-Rで、チームと藤井は実に2年ぶりに勝利の美酒を味わうこととなった。

 25周年という節目のシーズンにおいて、年間エントリーの上限を撤廃したことによって、実に65台を集めることとなったスーパー耐久シリーズ。開幕戦にはうち3台が参加を取り消したとはいえ、ピットにはマシンがびっしり並ぶこととなった。土曜日早朝に行われたウォームアップで、その62台が一斉に走ったにもかかわらず、1分50秒310というレコードを上回るタイムを叩き出してきたのが星野だった。「たまたま引っかかったのが3台ぐらいで、クリアラップに近い状態だったので。(二組に分けられる)予選だったら、絶対に49秒台に入りますよ」と星野。

 実際に、Aドライバー予選でチームメイトの藤波が1分49秒642を出すと、Bドライバー予選を走った星野が1分49秒183にまで短縮し、ともにトップで合算タイムも文句なしのポールポジションを獲得する。

「何としてもポールが獲りたかったし、その意味では自分との戦いだったので、本当に良かったです」と星野。ちなみに、その星野のタイムに0.003秒差にまで迫っていたのが、22号車Clearwatar Racing by Mooncraft Carsのマクラーレン650S GT3を駆る加藤寛規だった。合算タイムでも2番手となり、モック・ウェン-サン、濱口弘とともにフロントローに並ぶことに。

 その他のクラスの予選トップは、ST-1クラスが星野敏/荒聖治組の777号車D’station Porsche 991で、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至組の59号車DAMD MOTUL ED WRX STIで、ST-3クラスは堀田誠/阪口良平組の38号車MUTA Racing TWS IS350。そして、ST-4クラスは松井孝允/井口卓人/蒲生尚弥組の86号車TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86が、ST-5クラスは4号車芝谷純三/相原誠司郎/伊藤俊哉/河野利尚組のTHE BRIDE FITがトップとなった。

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