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国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.04.28 12:11
更新日: 2022.04.28 12:20

ポルシェカレラカップジャパン 2022第3/4戦富士 プレビュー

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン 2022第3/4戦富士 プレビュー

ポルシェカレラカップジャパン 2022 第3-4戦プレビュー

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2022シリーズ第3-4戦を、富士スピードウェイ(静岡県)で 2022年5⽉3⽇(火・祝日)、4⽇(水・祝日)に開催いたします。

 今シーズンから最新型の「911 GT3カップ(タイプ992)』が導入されたPCCJは、4月16〜17日に岡山国際サーキットで開催された第1-2戦で幕を開けた。4ℓ水平対向エンジンを搭載し、最高出力375kW(510PS)、最大トル470N・mを発揮するニューカップカーは、911ターボ仕様の軽量ワイドボディを採用し、スワンネックタイプの大型リアウイングも備えている。クラスは、「プロクラス(Pro)」「プロアマクラス(ProAm)」「アマクラス(Am)」と3つに区分されており、シリーズチャンピオン、クラスチャンピオンを競い合うことになる。

 第3-4戦の舞台となるのは、全長4.563㎞で、約1.5㎞のメインストレート、タイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた富士スピードウェイ。見所の一つである、メインストレートでの高速バトルから第1コーナーへのブレーキング勝負では、空力ダウンフォースの大幅増加とブレーキ性能の向上でブレーキポイントが変更されており、これまで以上に激しいバトルが予想される。また、コース後半のテクニカルセクションでは各ドライバーのマシンコントロールをじっくりと堪能できる。富士スピードウェイで3月15〜16日に開催されたシーズン開幕前の合同テストでは、昨年4回目のPCCJシリーズチャンピオンを獲得した近藤翼が、非公式ながら富士のコースレコード1分40秒717を上回る1分39秒999を記録している。それだけに、今回の富士では例年以上の熱いバトルが期待される。

 PCCJ開幕大会となった岡山のプロクラスは、チャンピオン経験者の#1 近藤と#60 小河諒が2戦ともにトップ争いを展開し、開幕戦は#60 小河、第2戦は#1 近藤が制する。ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 澤龍之介は、両戦ともに3位争いを制してデビューから2戦連続で表彰台を獲得した。富士では、徐々にカップカーのドライブに慣れてきた#91 澤が、#1 近藤と#60 小河のベテランにどのように挑むのか注目される。

 プロアマクラスは、2シーズンのブランクを経てPCCJへ復帰した2017年のシリーズチャンピオンである#9 武井真司が開幕戦で優勝。第2戦は、今年こそ念願のクラスチャンピオン獲得に闘志を燃やす#98 IKARIが優勝を飾る。そして両戦ともに2位表彰台を獲得したのが、昨年も最後までチャンピオン争いを繰り広げた#77 浜崎大。この3人のドライバーの実力は拮抗しており、誰が富士を制してもおかしくはない。また、8人のドライバーがエントリーするアマクラスは、開幕大会で今年初参戦の#10 MOTOKI TAKAMIが2連勝を飾った。しかも、予選ではプロアマクラスを上回るコースレコードを記録しており、今後のレースでどのような速さを見せてくれるのか見逃せない。

 PCCJ 第3-4戦富士⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が5⽉2⽇(月)8時15分〜8時45分、10時30分〜11時と各30分間の2セッション。予選は5⽉3⽇(火・祝日)11時15分〜11時45分の1 回のみ。決勝レースは、第3戦が3⽇(火・祝日)16時55分スタート(15周もしくは30分間)、第4戦が4⽇(水・祝日)10 時45分スタート(15周もしくは30分間)を予定する。なお、第3-4戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)で、各日ともにライブストリーミング配信される予定だ。

#1 近藤翼
#1 近藤翼
#60 小河諒
#60 小河諒
#91 澤龍之介
#91 澤龍之介
#9 武井真司
#9 武井真司
#98 IKARI
#98 IKARI
#10 MOTOKI TAKAMI
#10 MOTOKI TAKAMI
#60 小河諒
#60 小河諒


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