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国内レース他 ニュース

投稿日: 2023.04.15 21:27
更新日: 2023.04.15 21:49

ポルシェカレラカップジャパン 2023第1/2戦岡山 予選レポート

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン 2023第1/2戦岡山 予選レポート

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第1/2戦の予選を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で 2023年4⽉15⽇(⼟)に開催しました。

天候:雨 路面:ウエット 気温:14度 路面:15度(セッション開始時)

 23年⽬のシーズンを迎えたPCCJは、日本国内で現在行われているワンメイクレースの中で、もっとも長きに渡り継続開催されている。昨シーズン、911 GT3カップカーはタイプ992に変更され、レース毎にタイム更新をする優れたパフォーマンスを発揮。導入2年目となった今シーズンは、昨年以上の熱いバトルが各レースで期待されている。

 その開幕となった岡山大会では、予選前日の14日(金)に専有走行が2回実施され、昨年3度目のシリーズチャンピオンを獲得したプロクラスの#60小河諒が1分30秒446をマークして総合トップに。

 プロアマクラスのトップタイムは#9武井真司の1分30秒918、アマクラスのトップタイムは#88Tiger Wuの1分33秒194となった。

 15日(土)のPCCJ公式予選は、雨が降り続く状況下11時40分から30分間で行われた。予選開始と同時に13台のマシンが一斉にコースインし、雨と路面状況を確認しながらゆっくりと1周。

 雨やクラッシュなどにより予選途中での赤旗中断も予測されたため、各車は早い段階でタイムアタックに入る。ラップタイムは4周目から1分40秒台に突入し、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91佐藤巧望がトップタイムをマーク。

 しかし、一度ピットインしマシンを調整してコースに復帰した#60小河が最終的に1分42秒941を記録して2023シーズン最初のポールポジションを獲得した。

「タイプ992でレインタイヤを履いて走行経験はほとんどなく、雨の岡山の走行も久しぶりだったので、これまでの経験を生かして今日は走りました。結果、ポールポジションを獲得できましたが反省する部分もあるので、決勝ではきちんとまとめて優勝を目指します」と、#60小河は予選を振り返る。

 一方の#91佐藤は、

「初のPCCJ予選、初の岡山、初の雨での走行と初めてのことばかりでしたが、無事に予選を終えられてホッとしています。でも、クリアラップの取り方などをもっと勉強してきたいと思います」と語る。

 プロアマクラスのポールポジションは、ラストアタックで1分44秒456を記録した昨年のアマクラス王者である#98IKARIで、

「途中でコースアウトを喫してしまうなど反省すべて点もありますが、開幕戦でポールポジションを獲得できて良かったです。決勝の天気が気になりますが、優勝を目指して頑張ります」と、意気込みを語る。

 0秒036差で2番手となった#9武井は、

「決勝も雨だったらチャンスは十分にあると思うので、ゴールまで諦めないで攻めていきます」と決勝での逆転優勝を狙う。

 また、アマクラスでは3年振りのPCCJ参戦となった#88Tiger Wuがクラスポールポジションを獲得。

「今日は雨でしたが最後にベストタイムを出してクラスポールポジションも獲得できて嬉しいです。決勝では優勝できるように頑張ります」と力強く語る。

 予選中のセカンドベストタイムでグリッドが決定する第2戦の結果は、第1戦と同じくプロクラスは#60小河、プロアマクラスは#98IKARI、アマクラスは#88Tiger Wuがポールポジションを獲得している。

ポルシェカレラカップジャパン 2023 第1/2戦(岡山)予選
ポルシェカレラカップジャパン 2023 第1/2戦(岡山)予選


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