23日午後に行われた第11戦決勝。スタートではトゥルーリが抜群の蹴り出しをみせ、小川から1コーナーのホールショットを奪う。一方、小川はトゥルーリからポジションを取り戻そうとするも、コースオフを喫し5番手にポジションダウン。これで3番手スタートのシーツが2番手に浮上する。
5周目、シーツはトゥルーリの背後にまで接近すると、ここからはテール・トゥ・ノーズの戦いに。2台のバトルは5周にわたって繰り広げられたが、10周目のビクトリーコーナーでシーツがトゥルーリを攻略。これでシーツがトップに浮上した。
トップに浮上したシーツはハイペースで周回を重ね、後続を引き離しにかかった。一方、11周目の2コーナーで一時は5番手までポジションを下げた小川がトゥルーリをかわし、2番手に浮上する。3番手にポジションを下げたトゥルーリの背後にはミハエル・サウター(Sutekina Racing)、奥住が接近するが順位は変わらず。
シーツがトップチェッカーで今季2勝目を飾った。2位に小川、3位にトゥルーリが続いた。マスタークラスは近藤が勝利を飾り、もてぎ大会でクラス3連勝を飾った。
2023年FRJ、次戦となる第5大会(第12戦〜第13戦)は9月8〜9日に富士スピードウェイで、WEC世界耐久選手権第6戦『富士6時間耐久レース』の併載イベントとして開催される。




・2023年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第11戦モビリティリゾートもてぎ 決勝正式結果
| Pos. | No. | Class | Driver | Car | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 27 | L.シーツ | Sutekina Racing | 30’16.210 | |
| 2 | 98 | 小川颯太 | Bionic Jack Racing F111/3 | 3.083 | |
| 3 | 14 | E.トゥルーリ | TOM’S FORMULA | 11.665 | |
| 4 | 3 | M.サウター | Sutekina Racing | 11.771 | |
| 5 | 97 | 奥住慈英 | Bionic Jack Racing F111/3 | 12.272 | |
| 6 | 99 | M | 近藤善嗣 | KUJIRA Rn-sports | 37.860 |
| 7 | 18 | M | YUKI | NILZZ Racing | 4Laps |
スタート時刻:16時18分05秒/フィニッシュ時刻:16時48分21秒
天候:晴れ コース状況:ドライ
完走周回数:12Laps
ベストラップ:#27 リアム・シーツ 1分52秒004(13/16) 154.312km/h
ベストラップ(マスタークラス):#99 近藤善嗣 1分55秒015(15/16) 150.273km/h
※黒白旗提示(16時51分):CAR No.14(CAR No.3に対するドライビングマナー)
