長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はメキシコGPの週末を振り返る。

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 メキシコのアウトドロモ・エルマノス・ロドリゲスは、実はドライバーにとてつもない挑戦を強いるコースである。標高が高いため、空気は非常に薄く、大きなリヤウイングをつけても、ダウンフォースレベルはモンツァほどで、グリップが制限される。それに加えて、ヘビーブレーキングのエリアが3カ所、非常に遅いセクションが2カ所、高速コーナーが続くエリアもあり、マシンとドライバーの欠点が露になるサーキットなのだ。

 だからこそ、今年のメキシコGPで傑出したパフォーマンスを見せたドライバーはほんのわずかであり、ほとんどのドライバーが平凡なレベルにとどまり、通常から苦戦している者たちはより苦しんだ。そのなかのひとりは地元のヒーローだった。

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