ルノーF1、テストで発生したPUトラブルの対策として全ユーザーに旧型MGU-Kを搭載

　2016年型MGU-Kを搭載するにあたり、レッドブルがルノー製パワーユニットを使用する全3チーム向けに、新たなコンポーネントを用意したという。ルノーは2017年仕様のMGU-Kユニットへの取り組みも続けているが、最新仕様のものは今季最初の大型エンジンアップデートまで導入されないとタファンは予想する。

「次のMGU-Kが入るのは5戦目か6戦目、通常のアップデートが導入されるときになる。そのころに新しいものを目にするだろう。重量が増えるので、数キログロム追加になったものを走らせることになる」

　つまりルノー製パワーユニットを搭載するチームは、少なくとも5月のスペインGPまでは新型ユニットよりも5キロほど重く、パワーも劣る旧型のMGU-Kで乗り切る必要を迫られている。