ロズベルグとの間ではしばしば緊張感が高まり、コース上で何度か接触するにいたったハミルトンだが、新チームメイトのバルテリ・ボッタスとの関係は今までの誰よりもいいとして、「マインドゲームがない」と語っている。ベッテルとの関係について聞かれたハミルトンは尊敬し合える間柄だと答えた。
「セバスチャンとはあまり戦った経験はないけど、僕らは常に相手を尊重し合ってきた」とハミルトン。
「互いに本当に尊敬し合っているし、今後、尊敬の念は高まっていくだろう」

昨年ロズベルグに敗れてチャンピオンになれなかったハミルトンは、今シーズンを迎える前から、これまで以上にモチベーションが高まっていると述べていた。プライベートに注目が集まりがちだが、レースに悪い影響がおよぶことはなく、4度目のタイトル獲得に向けて集中していると改めて強調した。
「この冬もいつもと同じように過ごした。ここ数年を振り返ると、僕は開幕戦にはいつも準備万端に整った状態だったし、4年連続でポールポジションを獲得している」
「いつだって準備を整えて開幕戦に臨んでいる。(プライベートでの)自分の行動によって集中力が削がれているようなことは全くない」
「この数年、とてもいい戦いをしてきた。去年は今までで一番接戦だった。今の僕はこれまで以上にタイトル獲得への意欲が高まっている。去年は意欲がこれ以上高まりようがないほどだったけど、そこからさらに倍増している。準備オーケーだよ」