2017年シーズン用タイヤの開発のため、今シーズン中ピレリにより多くの実走テストを許可する案が、F1コミッションによって承認された。 

 来シーズンは大幅な変更が計画されており、ピレリとしては新しいタイヤを準備するため、十分な時間とテストの確保を求めていた。ピレリ側が提案していた2017年向けのテスト計画の改善が、月曜日に行われたF1コミッションの投票で承認を受けた。この結果、現在のレギュレーションでは12日間とされているテスト日数の上限が、倍以上となる25日間へと増加。この変更には、さらに水曜日に開かれる世界モータースポーツ評議会での承認も必要とされる。

 2016年のテスト計画には大きく分けてふたつの段階が存在する。まずは2015年仕様のマシンに2017年の技術仕様の適用を見据えた状態で、ピレリがコンセプト面の開発を行う。その後7月下旬から8月上旬にかけて、実際に2017年仕様の空力パッケージを搭載した、ハイブリッドマシンでテストを行うというものだ。

 仕様変更のためのマシン提供には5チームが合意しており、フェラーリ、メルセデス、レッドブルと、残り2チームはウイリアムズ、マクラーレン、フォース・インディアのいずれかになる模様。2017~2019年にかけてもピレリがタイヤ供給を継続することは半年前にすでに発表されていたが、今回の合意を受けて、FIAとの間で正式な契約が結ばれると見られている。

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