5分ほど遅れてウルトラソフトでコースインしたメルセデスAMG勢は、タイヤのウォームアップに苦労している様子でペースが伸び悩む。バルテリ・ボッタスが0.670秒落ちの3番手、ハミルトンは最初のアタックラップでミスを犯して0.709秒落ちの4番手タイムに留まった。トップから1.4秒後方にはレッドブル勢、2.1秒後方にウイリアムズのフェリペ・マッサという順。

 マックス・フェルスタッペンはターン5でマシンバランスを崩してランオフエリアに逃げ、あわやウォールにクラッシュという場面も。そして16時9分には「パワーを失った」とターン16の立ち上がりでスロットルが閉じてピット入口手前でエンジンが止まってしまった。

 ルイス・ハミルトンはバックストレートエンドでパスカル・ウェーレインをインからパスしようとして交錯しフロントをロックさせる場面もあった。ブレーキマテリアルを換えたものの依然としてマシンのフィーリングが優れないロマン・グロージャンは、ターン3~4で完全にコントロールを失ったり、最終コーナーでリヤが流れてスピンを喫したりと、挙動が落ち着かず苛立ちを見せる。

 セッション後半は各チームが2台でウルトラソフトとスーパーソフトを分けてそれぞれロングランのデータ収集。そのため全体の順位は変わらなかったが、フェラーリはロングランでもメルセデスAMGを上回るペースで周回し好調ぶりを印象づけた。マクラーレン・ホンダ勢もトラブルなくそれぞれ27周と25周をこなしている。

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