今では恒例となっているが、ボナムズ・カーズは、2025年F1第6戦マイアミGP期間中に歴史的なレーシングカーのオークションを開催する。
今年のイベントの目玉は、2009年にジェンソン・バトンと所属チームのブラウンGPがそれぞれのタイトルを獲得するのに貢献した、オリジナルのブラウンGPシャシーだ。2008年12月初旬にホンダがF1から撤退したため、チームは土壇場でメルセデスの合意をとりつけてエンジンの供給を受け、ホンダの資金で開発されたマシンが製造された。同チームは1年間だけブラウンGPの名でレースに出場し、その後メルセデスに売却された。