メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、2026年のパワーユニット(PU)規則において、電気出力を、現在定められている350kWから、レース時には200kWに引き下げるという提案について、否定的な態度を示している。
2026年のF1新パワーユニットの規則においては、ICE(内燃エンジン)と電気モーターの出力比率を50パーセント対50パーセントにすると定められている。しかし、サーキットによって電気エネルギーが不足する事態が発生する懸念がささやかれ、その結果、レース中の電気出力の割合を下げるという提案がなされた。この提案はサウジアラビアGP週末中にF1マニュファクチャラーたちが受け取ったもので、2月24日に開催されたF1コミッション会議の議題にも含まれていた。