シルバーストンとロンドン、または他のイギリス国内のふたつの場所でレースを開催する選択肢もあるが、そうするにはさらなる議論が必要だろう。

 BRDCの優先順位はまずシルバーストンでのレース開催を継続することにある。F1の新経営陣との話し合いや、彼らがすでにもたらしている影響にBRDCは励まされている。

 新オーナーたちはスペインGPで新しい一連の取り組みを始めた。会場では内容を一新したファン・ゾーンを標準化し、シミュレーターやピットストップチャレンジコーナーを設け、2シーターのF1マシン体験が当たるコンテストが開催された。

 シルバーストンは、7月のイギリスGPでも同じ取り組みが可能かどうか、また、チケットの販売促進のためロンドンでレースウイークの水曜日にレース前のイベントを開催する企画は可能かどうか、回答を待っている。

 BRDCはイギリスGPの直前までに、解約条項を発動するか否かを決定しなければならないが、現時点で決定は下されておらず、すべての選択肢の検討を続けているという。

 解約条項が発動されたからといって、イギリスGPが即座に終わってしまうわけではない。レースは2017年、18年、19年と続き、シルバーストンとF1には新契約について話し合いができる2年半の年月が残される。

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