■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=2位
レースについて感想を聞かれたライコネンは「分からない。僕のレースはあまりうまくいかなかった。それは間違いない。それ以外、僕に言えることはない」と答えた。
「それでも2位だけど、少なくとも僕にとっては大きな価値のある結果ではない」
「最高の気分ではない。でも時にはこういうこともある。本来ならもっとうまくやれたはずだったが、そういう日もある」
現在ポイントリーダーのベッテルにより多くのポイントを取らせるためにチームが採ったレース戦略であるとの見方もなされているなか、あのタイミングでピットに入ったのはなぜなのかを問われ、ライコネンは「呼ばれて入った。そういうことだ」と答えた。
「当然、彼ら(チーム)にはそうする理由があった。それについて答えられるのは僕ではない」
「マシンを走らせているのは僕なのだから、自分がそうしたければ(ピットに)入ることができる。でも僕らはひとつのチームとして動いている。指示されたこと、それがうまくいくかどうかを信じることができなければ、厄介な状況になる」
「今日、僕らチームはワンツーを達成することを目指し、それを実現した。でも僕に関しては、もっとうまくやれたはずだ」
「まだ全体像は見ていない。分かっているのは自分が2位になったということだけだ」
「チームとしてはワンツーを達成し、それは喜ばしいことだけど、それ以外については、これからミーティングをして、データをすべてチェックするまでは、僕には分からない」