■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
ランス・ストロール 決勝=9位
とにかくうれしいよ。自分自身はもちろん、チームやその他のみんなも喜んでくれると思う。クルマのバランスはレースを通じてずっと良かったし、僕もしっかり集中できていた。ウイリアムズはストレートが速いことは分かっていたから、よくタイミングを見極めてオーバーテイクをしていった。この周で行けると思っても、少しリスキーだったら次の周までガマンするとかね。

僕のエンジニアのジェームスは、まわりで何が起きているかについて、役に立つ情報をずっと送り続けてくれた。そして、冷静さを保ち、最後まで走り続けた結果、9位に入ることができたんだ。

2017年F1第7戦カナダGP ランス・ストロール(ウイリアムズ)、母国で初入賞
やっといろいろなことが然るべき場所に落ち着き、あらゆることが問題なく機能して、本来のペースで走れたという感じだ。レースをポイント圏内でフィニッシュできるというのは、僕にとっては何よりも大事なことだ。僕のレースに対して、数多くのカナダ国旗が振られているのを見たのも、大きな意味のあることだった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=10位
僕のレースは、1周目にフロントウイングを交換するという最悪の形で始まった。その結果、何とか戦える戦略は、ステイアウトして1周目に交換したタイヤを69周持たせることしかなかった。スーパーソフトでこの周回数を走れればたいしたものだと思う。そして、僕らはそれをやってのけた。
スタート直後のカルロス(・サインツ)の動き、つまり、ターン3で彼が僕に対してやったことには強い不満を覚える。あれはものすごく危険な動きだった。クルマが大きなダメージを受けなくて本当に良かったよ。フロントウイングを交換しただけで、またレースに戻れたからね。

終盤には(フェルナンド・)アロンソがリタイアするというちょっとした幸運もあって、何とか1ポイントを獲得できた。これはチームにとっては良いことだったが、今日は本当ならもっと速く走れたはずだ。
(サインツとのアクシデントについて聞かれ)僕はイン側、カルロスはアウト側にいた。そしたら彼は2回右に寄せてきた。最初僕は芝の上にはみ出したけど、なんとかコースに戻ってくることができた。そしたら彼が当たってきたんだ。本当に危険だった。幸い、ターン3であれ以上のことが起こらなかったからよかったけれど、ひどい事故になってもおかしくなかった。
