近年、フォーミュラ2で優秀な成績を収めたドライバーがF1に昇格できないケースが目立っている。この問題の背景には何があるのか、スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアが分析する。

■F1ドライバーのキャリア長期化がもたらす弊害

 最近、フォーミュラ2からステップアップしてくる若手ドライバーに与えられる「機会の質」について、注目すべき議論が巻き起こっている。フィーダーシリーズ(育成カテゴリー)で好成績を収め、現在のトップドライバーに匹敵するようなジュニア時代のキャリアを持っているにもかかわらず、F1への参戦が困難な状況が続いているからだ。

 もちろん、フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのようなドライバーが、それぞれのデビューから25年、18年経った今でもF1でレースをしている姿を見られるのは素晴らしいことである。たとえばこのスペイン人ドライバーは、1974年のグラハム・ヒル以来となる、45歳以上でポイントを獲得したドライバーとなった。

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