ハミルトンは、レース後、月曜と火曜にベッテルと会話し、メールも受け取り、謝罪を受けたと明かした。今後もベッテルとの関係は変わらないというハミルトンのコメントを受け、「関係に大きな影響はなさそうだと聞けてうれしい」とベッテルは語った。

「僕のしたことは間違っていた。そしてそれについて謝罪した。あとはルイス次第だと思う。彼が腹を立てるのは理解できるが、この件を後にして前に進むという言葉を聞くことができてうれしい」

2017年F1第9戦オーストリアGP木曜記者会見に出席したハミルトンとベッテル。間にマグヌッセンが入る形の席順に
2017年F1第9戦オーストリアGP木曜記者会見に出席したハミルトンとベッテル。間にマグヌッセンが入る形の席順に

 会見中には、ベッテルの2度目の接触に関し、厳しい質問も投げかけられた。「本当は故意にルイスにクラッシュしようとしたのか、ステアリングへの注意がおろそかになっただけなのか」と聞かれたベッテルは「単純なことで、僕は(ハミルトンの動きに)驚いて、不満に思い、彼に並びかけて、過剰な反応をした。これ以上説明する必要はないと思う。状況ははっきりしている。皆が見たことだ」と答えるにとどまった。

 また、「あなたは自分のマシンを武器に使った。ずいぶん軽い罰で済んだと認めますか?」との問いに対し、ベッテルは、ハミルトンと彼のマシンにダメージを与えるつもりはなかったと繰り返した。

「彼(ハミルトン)にも話したが、彼を傷つける気は全くなかった。彼に強く衝突しようと思ったわけじゃない」

「彼を傷つけたり、彼のマシンを壊そうという意図はなかった。あの時のスピードは遅かった。ただ、今振り返れば、あれは間違った行動だった。危険だったし、不必要な行動だった。あれによって自分が得るものは何もなかったからだ」

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