■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=9位
シルバーストンでQ3に参加できるなんて思っていなかった。でも僕はこの2、3戦、すごくいい仕事をしていたし、アゼルバイジャン、オーストリア、今週末のシルバーストンと、チーム内で明らかな改善が見える。フェルナンド(・アロンソ)と僕のペースはほとんど同じだから、また一歩前進できたことがすごくうれしいよ。

予選が雨絡みの複雑なコンディションになることをずっと願ってきた。そういうコンディションになった時、僕らはセッションを通してかなり強力だったと思う。路面が乾き始めてからも、あらゆるチャンスを最大限に活用した。
今回も中位グループはかなり接戦の状態だ。予選になるとさらに力を引き出してくるチームがいくつかあるけれど、今日は不安定な天候が僕らに味方した。僕はコースに出るたびにいいラップタイムをマークすることができたし、Q3で9位というのは今日可能な最大の結果だったと思う。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=10位
10番手にはまったく満足していないよ。Q3最初の走行では最終コーナーでルイス・ハミルトンに妨害され、コンマ3秒も失うことになった。あれで少なくとも、ひとつはポジションを失ったね。
2回目の走行はうまくいくと思ったのに、ターン3で突然リヤがロックして、コンマ5秒ロスした。それをその周のうちに取り戻せたから、実際にはもっとパフォーマンスがあったはずなんだ。
最初のアタックを最終コーナーで台無しにされたことに、大きな不満を感じている。それ以外ではうまくやっていたし、いい仕事ができていた。Q3進出は素晴らしいことだけど、もっとずっとうまくやれたはずだから、少しがっかりしている。

(スチュワードがハミルトンは妨害していないという判断で不問に付したことについて)ひとつのコーナーで0.3秒から0.4秒を失っているのに妨害していないというのは驚きだね。
これが他のドライバーなら、何か罰が下っただろう。決定に2種類あるように感じる。
タイトル争いが重要なのは分かっている。でも、僕らはコース上で上位のドライバーに懸命に挑んでいるんだ。そして今日、妨害された。
次回は妨害されているってことを証明するために、フロントウイングを彼のリヤディフューザーに近づけなきゃならないな。
予選には明確なルールがある。Q3では10台のマシンが同時に走る。こういう問題があってはいけないんだ。