今月1日からスペインのカタルニア・サーキットで行われた第2回F1合同テストは、フェラーリのキミ・ライコネンが総合トップ、チームメイトのセバスチャン・ベッテルも2番手につけ、好調フェラーリが開幕前最後のテストも1-2で締めくくった。

 フェラーリは、テスト3日目にウルトラソフトを履いたライコネンが1分22秒765を記録。2番手につけたベッテルはスーパーソフトでライコネンから約コンマ1秒差のタイムを記録した。

 前回、パフォーマンスランの気配すらみせず、今回のテスト内容に注目が集まっていたメルセデスだったが、彼らは今回も真のポテンシャルを披露せず。ただし、ニコ・ロズベルグが初日にソフトタイヤで記録したベストタイムはライコネンから約コンマ2秒半のギャップと、速さの片鱗をみせている。

 ウイリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスが5番手、6番手と前回からポジションを上げ順調な仕上がりをみせた。期待のマクラーレン・ホンダは、ウルトラソフトで1分24秒714を記録のジェンソン・バトンが全体の13番手、ソフトのフェルナンド・アロンソも14番手というポジションにつけている。

Pos Driver Machine Time Tyre
1 K.ライコネン フェラーリSF16-H 1'22''765 US
2 S.ベッテル フェラーリSF16-H 1'22''852 SS
3 N.ロズベルグ メルセデスW07 1'23''022 S
4 C.サインツJr. トロロッソSTR11 1'23''134 US
5 F.マッサ ウイリアムズFW38 1'23''193 S
6 V.ボッタス ウイリアムズFW38 1'23''229 US
7 N.ヒュルケンベルグ FインディアVJM09 1'23''251 US
8 M.フェルスタッペン トロロッソSTR11 1'23''382 US
9 L.ハミルトン メルセデスW07 1'23''622 S
10 S.ペレス FインディアVJM09 1'23''721 SS
11 K.マグヌッセン ルノーR.S.16 1'23''933 SS
12 D.リカルド レッドブルRB12 1'24''427 S
13 J.バトン マクラーレンMP4-31 1'24''714 US
14 F.アロンソ マクラーレンMP4-31 1'24''735 S
15 F.ナッセ ザウバーC35 1'24''760 S
16 J.パーマー ルノーR.S.16 1'24''859 SS
17 P.ウェーレイン マノーMRT05 1'24''913 US
18 M.エリクソン ザウバーC35 1'25''031 S
19 D.クビアト レッドブルRB12 1'25''049 S
20 R.グロージャン ハースVF-16 1'25''255 S
21 E.グティエレス ハースVF-16 1'25''422 SS
22 R.ハリアント マノーMRT05 1'25''899 US

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