スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが最終日を迎えた。4日間の中でトロロッソはマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.を交互に走らせSTR11のテストを行った。

 4日間にわたりドライコンディションの下で行われた今週のテストで、トロロッソは初めて正式カラーリングをまとった新車を走らせた。1日はフェルスタッペンが144周(ソフトタイヤで1分25秒176、7番手)、2日はサインツが166周(ミディアムで1分25秒300、7番手)、3日はフェルスタッペンが159周(ウルトラソフトで1分23秒382、4番手)、4日はサインツが133周(ウルトラソフトで1分23秒134、2番手)と、トロロッソは連日100周を超える距離を走り切った。

 昨年終盤になってフェラーリパワーユニットへのスイッチが決まったにもかかわらず(フェラーリとの最初の技術ミーティングは12月初めだったという)、高い信頼性を発揮したことにチームは喜び、「わずか2、3カ月でデザインし製造した新車にもかかわらず、予想よりずっと優れていた。特に信頼性は素晴らしい」とチームプリンシパルのフランツ・トストは述べている。今年走り切った距離は1049周、4882kmで、これはチームが8日間のテストで走った距離として過去最大であり、開幕戦に向けて準備万端であるとトストは自信を示した。

 開幕戦オーストラリアGPは18日から20日に開催される。

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