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F1 ニュース

投稿日: 2016.03.14 11:17

半数以上のドライバーが契約切れ、加熱する来季のF1シート争い

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F1 | 半数以上のドライバーが契約切れ、加熱する来季のF1シート争い

「大勢のドライバーが、まだ2017年の契約を結んでいません」と、クレアは英国オートスポーツに語った。
「大人数で繰り広げるイス取りゲームは、かなりエキサイティングなものになりそうです。チームとしては面白がってばかりもいられませんが、何人ものドライバーがチームを移籍するのはファンにとっては刺激的なことでしょう。このところ大きな話題になるような移籍は、あまりありませんでしたから」

 2017年からテクニカルレギュレーションが大幅に変わることを考えると、ドライバーの移籍は一段と大きな意味を持つかもしれない。ウイリアムズのボッタスとフェリペ・マッサも今年末で契約が切れるが、クレアは彼女のチームのラインナップについては、この夏以前に決めるつもりはないと述べた。

「まだメルボルンにも到着していませんし、とりあえず考えているのはバルテリとフェリペがいい仕事をしてくれるのを見たいということだけです。来年に関してはいろいろと状況も変わるので、じっくり様子を見ながら決めたいと思っています。少なくともシーズンの折り返し点を迎えるまでは、ドライバーについて考えることもないでしょう」

 アレックス・リンもウイリアムズのレースシートを争う候補のひとりになるだろう。昨年ウイリアムズは、彼が開発ドライバーとして「期待を上回る仕事をしてくれた」と高く評価しているからだ。リンは今季もチームの開発ドライバーを務めながら、DAMSとともに2年目のGP2シーズンを戦う。

「彼の今年一番の目標はGP2のチャンピオンになることです」と、クレアは語った。
「F1でシートを得るにふさわしいドライバーであることを証明するには、まずGP2で圧勝する必要があります。ウイリアムズとの関係で言えば、アレックスには今年もファクトリーで多くのシミュレーター作業を受け持ってもらいます。ご存知のように、シミュレーターでの作業はシーズン中のクルマの開発においてとても重要なものです」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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