「解決策として、あらゆるオプションが考えられる。ひとつは、レースのある段階から順位を決めてしまうことだ。支持されないし、わたし自身も吐き気を催すだろう。我々はレースを見たいのだからね。だが、もし接触が起きないレースが不可能であれば、また同じことが起きるはずだ」

「すぐ決断する? まずは冷静になって考えなければいけない。この先、数日で解決させるつもりだ。彼らが何を言おうが、我々はレースチームとして判断を下す。接触を避けるための様々な選択肢がある」

 また、ハミルトンがロズベルグに仕掛けた際、ロズベルグのマシンはブレーキ・バイ・ワイヤにトラブルを抱えていたとされるが、それについてウォルフは非難していない。

「お互いが譲歩しなくてはいけない。2台そろってハードブレーキングを行ったことで、接触事故を起こした。もしかしたら、クラッシュして2台がリタイアという、我々にとっては悪夢のような結末を迎える可能性もあったんだ」

「ニコが故意にルイスに寄せた? いや、そういう問題ではないんだ。ニコはクルマにハンデを抱えていて、ブレーキを遅らせようとしていた。通常のラインではなかったかもしれないが、そこにルイスがアウトから並び、接触してしまったということだ。私はどちらのせいにもするつもりはない。ヒートアップしていたんだ。最終ラップの出来事だからね」

「いずれにしても、もう検証はしたくない。2台の接触は、もう見たくないんだ」

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