マノーのレーシングディレクターであるデイブ・ライアンはオーストリアGPでのチームの活躍に、マノーはチームの数合わせではなく、F1で戦う力がある事を証明できていると明かした。

 マノーは、パスカル・ウェーレインが最終周に起きたフォース・インディアのセルジオ・ペレスのクラッシュで10位に繰り上がり、F1走行124回目にして2度目のトップ10入りを果たした。偶然が重なったとはいえ、然るべき場所に然るべきタイミングでコース上に留まり、トップ10のポイント獲得というドアを叩いたウェーレインの健闘は賞賛に値する。

 この結果に、ライアンは「今回のポイント獲得は多くの意味を持つが、一番重要なことはマノーはプロフェッショナルにF1で戦えるということを示せたことだ。あれこれ言われてきたが、我々は戦うためにF1で走り、それを証明するためにレースに向けて努力を重ねている。マノーは今年創立した小さいチームで、いまはトップチームからいろいろ学び、F1に適したチームに向かっている最中だ。まだ長い道のりの途中だが、近い将来、トップチームに仲間入りしてみせるよ」

「チームスタッフが積み重ねた大きな努力が報われるのは、チームが大きく変わった時なんだ。変わっていくことで、チームは良くなっていく。そして我々は理解を深めるにつれて、ハードワークがどれだけ必要かに気づいたんだ」

 マノーにとって、ポイント獲得はコンストラクターズランキングでトップ10入りができていないザウパーより上の順位になることを意味し、このポジションをキープできれば来年は財政的にも大きなメリットを得られる。

「たしかにポイントは獲れたが、今後に向けては十分ではない。我々はその先を見据えている。この快挙でチームスタッフは喜びに浸っているが、数日後にはシルバーストンに向けた準備を始めなければならない。そこでもベストを尽くすだけだ」

 ライアンは成功に向けてマノーが足を止めることはないと強調した。

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