2016年F1オーストリアGPの土曜予選で、マノーのパスカル・ウェーレインは12位、リオ・ハリアントは19位だった。

■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 予選=12位
 僕にとってもチームにとっても素晴らしい結果だから本当に嬉しいよ! 今日は自分たちをとても誇りに思う。これまでどれだけ懸命に働いてきたかという証拠だし、その努力がとてもいい形で報われた。

 Q1でのラップはすごくうまくいった。完璧に近い予選が走れたよ。戦略も素晴らしかった。常に先頭を切ってコースに出て行き、レッドフラッグやイエローフラッグで中断されても、Q1ではすべてがとてもうまくまとまった。

 その後のQ2ではスーパーソフトタイヤで最初の走行を行った。ウルトラソフトに履き替えたところで雨がひどくなり、タイムを縮めることができなくなった。たらればを言うのは簡単だけど、もし雨にならなかったら、今日はQ3も可能だったかもしれない。
 
 明日はまた違う一日だ。レースではタイヤのデグラデーションに悩まされているし、現状ではリヤのダウンフォースが少し足りず、リヤタイヤに負担がかかっている。天候がどうなるかが予想できないので、これが混乱を招いて僕らの助けになればと思っている。毎ラップをできるだけ速く走り、どこまで行けるかやってみるつもりだ!

 
 今週末はこれまでより競争力があると感じていたけれど、12番手というのは驚きだ。突然タイヤを作動温度領域に入れることができた。新しい舗装のおかげだと思うけど、今まではタイヤをうまく機能させることがなかなかできずにいた。今日は僕にとってベストの部類に入るラップを走れた。

リオ・ハリアント 予選=19位
 チーム全体が素晴らしい仕事をして、Q2進出を可能にした。マシンには間違いなくもっと力があったのに、僕はQ1の終わりにラップタイムを更新するチャンスがなくて残念だった。2回目の走行ではクリアラップがとれず、レッドフラッグ後の3回目にかけていたんだけど、イエローが出て断念せざるを得なかった。

 レースを重視して作業してきたので、この予選ペースは嬉しいサプライズだった。だけどレースでは、もっと快適にドライビングができると思う。マシンを改善し、少しずつ進歩を遂げている。明日のレースでは強さを発揮できると考えている。

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