いっぽう、ダニール・クビアトは、今週末のトラックリミットのルールを支持している。彼は先週末のオーストリアGPで「攻撃的な」縁石のためクラッシュを喫し、問題の縁石を激しく批判していた。
「オーストリアの縁石は冗談のような代物だった。ここでの脱輪に対するペナルティも、ちょっと違和感はあるけど、僕はゼロ・トレランスを支持するよ」
「F1ほどのレベルになれば、ドライバーはトラックリミットをわきまえて走るべきだ。それを平気で無視するのは良くないし、だからと言って危険な縁石を設けるのもどうかと思う。その中間に位置するものとして、今回のゼロ・トレランスのような考え方は理解できる」
また、Q3でのベストタイムを抹消されたニコ・ヒュルケンベルグも、クビアトの意見に賛成している。
「何の問題もないよ。トラックリミットを守るのは僕らの責任だ。ゼロ・トレランスの適用については、ドライバーズ・ミーティングで話し合ったし、全員がとりあえずは同意したのだから、文句を言うのはおかしいと思うよ」
「僕がコップスではみ出したのは、本当にごくわずかだったけど、自分でも際どいとわかっていた。誰も見ていなければいいなと思ったんだけどね!」